暁 〜小説投稿サイト〜
高速超特急ヒカリアン
東京駅で聞こえた声
Station.01-1

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2014年4月
今年は東京駅が完成して100周年が経つ。そして、東海道新幹線は開業50周年。そんな特別な年に僕は初めて東京駅に来た。
「うわぁ〜、やっぱり大きいな!!今日は何を見ようかな・・・・。」
僕は切符を買うと、東北・山形・秋田新幹線のホームへ行った。
「おぉ〜!!」
そこには、いろんな新幹線が止まっていた。E2系・E3系のやまびこ・つばさ、E5系・E6系のはやぶさ・こまち。さらに、上越・長野新幹線にはE4系MAX。それと・・・・。
「ほ・・・・・・・、北陸新幹線E7系!?」
本でしか見たことのない新幹線が僕の目に広がっている。
「東海道・山陽新幹線よりカラフルでカッコイイ!!」
こんなにも個性って出るんだ・・・。僕はE5系を眺めていた。

『ふぅ〜。』

・・・・・、あれ?
僕は、何かの声が聞こえて周りを見回した。
でも・・・・・。
目の前から聞こえたような気が?

「はやぶさ、お疲れ様。」
『指令長もお疲れ様です。』
「はやぶさ?」
『っ!?あぁ〜、また間違えちゃった。大成さん〜!!』
「よしよし。それでこの後は?」
『もう少ししたらあおばちゃんが来るので、2人で東京新幹線車両センターに行って寝ているメンバーを呼びます。』
「マックスはJHRで掃除してるだろうから、あさまとつばさだと思う。はやては仙台駅、こまちは秋田駅から直接行くと連絡があった。」
『了解です。』

・・・・・、えっ!?一部始終を聞いてたけど、理解が出来ない・・・・。
あの運転士さんとはやぶさが会話・・・・、していたんだよね。
確か大成さんだっけ・・・?

その大成さんがはやぶさんが降りると一人の少女と会話していた。あの子があおばちゃん?
あおばちゃんは大成さんと別れると、回送になったE5系に乗った。
「よしっ!!」
僕はこの真相が気になって、こっそりと乗った。そして、車両はゆっくりと発車した。
しばらくすると、運転席からあおばちゃんとはやぶさ・・・?の声が聞こえた。

「お父さんが言ってたけど、また指令長って呼んだの?」
『だって指令長じゃん!!ついクセで言っちゃうんだよ。』
「確かに・・・。ところで、はやぶさ達が来て今日で1年経つけど・・・・・、どうなの?」
『異常ナシ。なんで王女が行けって言ったのかも分からない・・・・。』
「わからないの?」
『うん・・・。』
「そっか・・・・。」
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