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バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~
第四十四問姫路の思い
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『おい東絛の作戦だったらこいつらお化けにやられて脱落じゃなかったか?』
僕達のいる後ろの壁からそんな声が聞こえる。壁の穴から覗くと常夏コンビと霧島さんと姫路さんがいた。
『ここがチェックポイントですか……』
『……瑞希行こう』
どうやら二人は最後のチェックポイントにたどり着いたみたいだ。この二人なら勝てるから安心だね。
『俺達の相手って作戦だったらF クラスのバカコンビだったよな』
『ああ、クズコンビよりはキツいがやるしかねぇ』
先輩の言う二人は雄二と誰だろ?
『…が……です………』
『何だ?言いたいことがあればはっきりいえよ』
『誰がクズなんですか!!!!』
突然の叫び声に僕たちも驚いた。
「今の………姫路さん?」
『お前なに言って………』
『まて夏川……ああそうだあの二人はクズだ、清涼祭じゃあ教頭室を爆破して強化合宿じゃあ覗きの主犯これのどこがクズじゃないんだ?いやアイツらはクズ以下だ!!』
『何で……』
『………瑞希この二人に何を言っても無駄、吉井や雄二が点数以外に良いところがあるのは私も知ってるから……きっとあの二人が倒してくれる』
そう言って去っていく姫路さんと霧島さん。どうやら最初の叫び声で失格になっているみたいだ。
「どうする如月さん?雄二たちと合流する?」
「吉井くん……… 私たちで決めませんか?私あの二人に用があるんです」
「僕もだよ如月さん」
所詮は肝試し。遊びのひとつ。賭けも今朝体育祭の準備を負けた方がするように変更になったし僕達のなかには遊びに感じていたところもある。でも………
「「ここからは本気だ(です)」」
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