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インフィニット・ストラトスの世界にうまれて
番外編 乙女の矜持 その一
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夏」

「了解。俺は一夏たちとは離れた場所に位置する。そこで他に侵入者がいないか警戒しつつ援護する」

「ああ」

「うん」

二人から短い返事が返ってきた。

俺が一夏とシャルロットとは少し離れたコンテナの上に陣取ると、間もなく二機のラファール・リヴァイブが一夏たちと戦闘を開始した。
ラファール・リヴァイブはマシンガン系の武器を装備しているらしく連続した発射音が聞こえてくる。
が、戦闘といっても俺はあまり不安を感じてはいない。
シャルロットのIS操縦技術はIS学園の中でも指折りだろう。
それに加えて、一夏は物覚えが良いこともありIS操縦技術がメキメキと上達しているしな。
もっと言えば、今回は俺にとって不測の事態ではないということもある。
今俺が目にしている光景は、アニメ第二期六話のシャルロットのおパンツが消える話だろう。
であるなら、戦闘は一夏たちが襲撃者を制圧し終了するはずだ。
ただ問題があるとすれば戦闘終了直前に起こる爆発に巻き込まれるとISが展開出来なくなったり、おパンツが消えるなんてハメに陥りそうだが、結果が解っているんだ、なんとかなるだろう。

シャルロットが侵入者のラファール・リヴァイブの一機を上手く空中へと誘き出す。

『アーサー、援護お願い』

とシャルロット。
シャルロットの実力なら俺の援護も必要ないだろうに。
戦闘中に俺のことまで気にする余裕があるのはさすがだなんて思う。
俺は構えたライフルから青白い光を放つレーザーを三連続発射。
定点射撃ということもあり命中するかと思ったが、俺の放ったレーザーはすべて交わされていた。
襲撃してきた連中は演習で使う的じゃないしな、IS相手の射撃じゃそうそう上手くは当たらないか。

『すまん、シャルロット』

『ううん、いいよ』

俺の作り出した時間などわずかなはずなのに、シャルロットはもう体制を整え侵入者のラファール・リヴァイブに向かって飛んで行く。
まるで氷上を優雅に舞うスケート選手のような動きを見せるそんなシャルロットを見ていると、俺は絢爛とか華麗とか表現できそうな武踏を見ている気になっていた。

一夏はどうなっているかと見てみれば、

「うおぉぉぉぉおおおおぉおぅ!!」

という気合いの入った声とともに絶賛突撃中であった。
一夏も援護してやりたいところではあるが、近接格闘型である一夏は常に侵入者のラファール・リヴァイブの近くにいるため俺の射撃の腕では今のところ援護出来そうにない。
周りはコンテナだらけだしな。
護衛しているはずの試作装備を俺自ら破壊しまくるのはマズイだろう。
そこで俺は、

『がんばれよ、
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