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統一されたが
第二章
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「ドイツは一つになりたいな」
「そうね、本当にね」
 妻も夫の言葉に確かな顔で頷いた、彼等は分けられたばかりでもまた統一されることを夢見ていた。それはオスカーも同じだった。
 分裂させられてからもカールとの手紙のやり取りは続けていた、それで兄からの手紙を読んでから自分の妻に言った。
「兄貴は元気そうだよ」
「フランクフルトでなのね」
「ああ、元気にやってるみたいだよ」
「それはいいことね」
「そうだな、フランクフルトもかなり復興してるそうだよ」
 オスカーは手紙を手に妻に話す。
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