第四十話
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ロエ殿もッ!!」
凪が嬉しそうに言った。
―――長門side―――
「お前ら無事か?」
「えぇ。戦う前でしたからな」
俺の言葉に星が応える。
「そうか、なら帰るか」
「そうですな」
星達を包囲していた劉備軍と蜀軍の兵士は無意識に道を作ってしまった。
多分、ロッタの術に恐れてしまったんだろうな。
「ま、待ってくれッ!!」
「ん?」
その時、北郷が叫んだ。
「………あんたは……あんたは俺と同じ天の人間なのかッ!? 何で牙突を知っていて、大砲を持っているんだッ!!」
『ッ!?』
北郷の言葉に皆が驚いた。
「答えてくれッ!!」
「………牙突はある人に教わった。大砲の作り方もその人からだ」
あえて嘘をついた。(てか前者は嘘というより本で見たな)
「その人は今ッ!?」
「………何でそれを貴様ごときに言わねばならんのだ? いい加減にしろッ!!」
「ぅ………」
北郷が怖じけづいた。
俺達は悠々と帰還した。
ちなみに、星達を救援する際、雪蓮達は黙って通してくれた。
周瑜は袋の中身を見て青ざめてたけどな。
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