十五話:色々と厄介事
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ねえんだ。むしろ………てめえのことはき、嫌いじゃねえ!!!」
「え?」
「に、二度は言わねえ!!!」
ああ、顔が熱い!!!空調効かせろよな!!!!!
「解説しますと坊ちゃまはユニ様のことが好きだと言ってらっしゃるのですよ。」
「そこまでは言ってねえよ!!!!!」
「一誠さん…あの…その…あ、ありがとうございます。」
顔を真っ赤にして俯くユニ……べ、別に可愛いなんて思ってなんかないぞ!!!
「ちっ……興がそがれた。クーデターは無しだ。」
だからと言って父さんの命令を飲む気はない。あくまで方法を変えたにすぎない。
それに苛立ちが収まったわけじゃねえんだ。俺の人生中でも三本の指に入る位にはイラついている。この先一か月はこの苛立ちは収まらないだろう。もしこれからさらに俺をイラつかせることが起こったらどうなるかは俺にも分からない。
取りあえず俺をイラつかせた奴は間違いなくカッ消すだろうな―――灰すら残さずにな!!!
〜おまけ〜
「お休み…お兄ちゃん。」
「お休みなさい、イッセーさん。」
「お休みなさいね、一誠さん。」
「…………………おい、なんでてめえら揃いも揃って枕を持ってさも当然のように俺の部屋にいるんだ?」
「有幻覚の練習してたらベッドが爆発したから…。」
「あうう…感謝の正拳突きをしていたらいつの間にかお布団から羽がいっぱい出てたんです。」
「すみません、私、一人だと眠れないんです。」
「だからと言って俺の部屋に集合してんじゃねえ!!!後、クロームとアーシアはベッドの上でそんなことすんじゃねえよ!!!??」
「お兄ちゃん…私…もう眠いの……。」
「ふああ……すいません、私も……イッセーしゃん。」
「すみません、私も移動で疲れたので……隣で眠らせてもらいます、一誠さん。」
「もう勝手にしやがれ!!!」
〜おしまい〜
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