第四話 アクセルSIDE3
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が把握出来ていない”と言われて完敗だったが。
ルナ「(カウンターをぶちまかすしかねえ。ギリギリまで奴を引き付けて…)」
次の瞬間がチャンスだ。
これを逃したら勝機はない。
高鳴る鼓動を感じながらカラスティングが超特急でルナに迫る。
カラスティング「勝負だ!!」
ルナ「上等だ!!」
風の壁と激しい闘気がぶつかり合う。
カラスティングとルナ、互いの力を輝かせた。
風の渦が発生した。
ルナのチャージレーザーがカラスティングの胸を撃ち、カラスティングは尚も力失せず、風の刃を放つ。
ルナはまともに喰らう。
両者反対方向に吹き飛んだ。
次の瞬間、ルナは立ち上がり、カラスティングの動力炉にバレットを向けた。
ルナ「勝負ありだな」
カラスティング「そのようだな」
自分が少しでも攻撃の意思を見せたら即座に動力炉を貫くだろう。
カラスティングは電磁檻に捕われているアクセルの方を見遣る。
カラスティング「…いい仲間と出会ったな、アクセル」
アクセル「カラスティング…」
彼は空を見上げた。
雲はいつの間にか流れ、青い空が広がっていた。
カラスティング「(もう思い残すことはない…)」
目を閉じたカラスティングの胸倉を彼女が掴む。
ルナ「まだまだ死ぬのは早いぜ?アクセルのライバルなんだからまだまだ生きないとな。」
ウインクをしながら言う彼女にカラスティングは呆気に取られ、少しの時間の経過の後に声を上げて笑う。
アクセルの電磁檻が無くなった。
ルナ「カラスティング、あんたを連行する」
カラスティング「分かった。好きにしろ」
アクセル「ところでカラスティング。あいつらのこと知ってる?」
カラスティング「?」
アクセルの問いに疑問符を浮かべるカラスティングにルナが口を開く。
ルナ「ジャケットタイプのアーマー着てるレプリロイドだよ。ウェントスやテネブラエとか言う。」
カラスティング「俺も詳しいことは分からんが、レッドが協力者だと言っていたくらいだ」
アクセル「そっか…」
「ウェントスとテネブラエに会ったか」
その時聞こえた声に全員が振り返ると、ジャケットタイプのアーマーを纏う橙色のアーマーの女性レプリロイドと青いアーマーの少年レプリロイドが立っていた。
ルナ「誰だてめえら!?」
「テネブラエから聞いて来てみたが、グラキエス、本当にお前と同じくらいのガキ共だな」
グラキエス「酷いやイグニス。君だってそう変わらないじゃないか」
グラキエスと呼ばれた少年は口を尖らせながらイグニスという女性に言う。
アクセル「何なんだよお前らは!?」
グラキエス「ウェントスかテネブラエから聞かなかったんだ?まあ、
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