暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
78話:そのトラウマを乗り越えろ
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フリードリヒ―――竜魂召喚=I!」

そして遂に、召喚魔法陣からフリードの本来の姿、白銀の竜≠ェ姿を現した。
フリードリヒは私達を包む光を突き破り、雄叫びを上げながら私達を乗せて翼を打つ。

できた……フリードを制御できた…!これが、私の…力!
ちゃんと、皆を守れる力!










フリードが一回りも二回りも大きい竜へと変わり、キャロとエリオを乗せ列車を追うように飛んでいく。あれがフリードの本来の姿……

「すげぇ…すげぇじゃんよ、キャロ」

笑みを浮かべながら、俺は言葉を漏らす。これがキャロの力、『竜召喚』の一端か。
フリードが飛んでいくその先に、列車の天井から新型ガジェットが出てくる。それに対し、キャロはフリードに指示を与える。

『フリード、ブラストレイ!―――ファイア!』

フリードの炎の砲撃が放たれ、新型ガジェットに命中する。しかし防壁か何か張っていて、しかも球体の形状が影響してか、フリードの砲撃を耐え切った。
あれでもダメなのか…!

しかしキャロとエリオはそれに物怖じせず、別の攻撃に切り替えた。

『我が乞うは、清銀の剣。若き槍騎士の刃に、祝福の光を!』
〈 Enchant Field Invande 〉
『猛きその身に、力を与える祈りの光を!』
〈 Boost Up Strike Power 〉
『行くよ、エリオ君!』
『了解、キャロ!』

フリードから飛び出したエリオは、まっすぐに新型ガジェットへ向かう。

『ツインブースト!スラッシュ&ストライク!』
〈 Empfang.(受諾) 〉

そこへキャロの魔法が放たれ、エリオとストラーダへと力を与える。
新型ガジェットはまっすぐ突っ込んでくるエリオに対し、腕のような物やケーブルを伸ばしてくる。
『はああぁぁぁぁ!!』
〈 Stahlmesser 〉

しかしキャロから強化された攻撃力を持ってそれらを破壊し、列車へと着地した。

〈 Explosion 〉
『一閃必中!』

着地したエリオはカートリッジを使用、一気に突っ込み新型ガジェットを切り裂いた。

エリオの背後でガジェットは爆破し、結果車両内のガジェットの全てが破壊されたことをロングアーチから報告がされた。
それと同時に、スターズの二人がレリックを確保したと報告された。

「これにて、一件落着…か」

ふぅ、と息を吐き、肩の力を抜く。フォワードの皆は、本当によくやってくれたな。
帰ったら飯でも作ってやろうかな……



しかし、事件はまだ終わりではなかった。



『っ、崖の上から列車に向かう生命反応!まっすぐにレリックの方向へ進んでいます!』
「生命反応…?ガジェットじゃないのか!?」

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