番外編:使い魔ゲットでござる!!
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?』
「ティアマットってまさか龍王の一角の天魔の業龍!!?」
『その通りだ。』
「知り合いか?」
『ああ……何度か戦ったことがあってな、俺は奴を何度も完膚なきまで倒したのだ………それで奴は俺のことを恨んでいてな。そう言えば、歴代赤龍帝の何人かが奴と遭遇したこともあったな……あのころはもう戻らないのだな。』
なんでしょうか?ドライグ殿がやけに感傷に浸っていますが、一誠殿もそれにつられて辛そうな顔をしていますし。
「今のあいつらの惨状を知ったらあいつはどう思うんだかな……。」
『ああ…全くだ。』
「ちょうど暴れたかったのだ、そこの赤龍帝、相手になれ。」
「はっ!!おもしれえ!!!久しぶりに禁手の調整をしたかったんだ、丁度いい、遊んでやる!!!!」
一誠殿の禁手は一体どういった物なのでしょうか?
そう考えているとベスター殿に裾を引っ張られたので顔を近づける。なんでしょうか?
「バジル、他のものを連れて一刻も早くここから離れるのだ。」
「っ!?それでは一誠殿が!!」
「主の心配はするな、主はあの程度の輩に負けたりはしない、だが主の禁手が危険なのだ!!!最悪、この森が消し飛ぶ!!!だから主から逃げるのだ!!!!!」
一誠殿の禁手はそれほどのものだと言うのでしょうか?
それならば一誠殿が全力で戦うためにも拙者達は避難するべきですね。
「みなさん!!!一刻も早くここから離れましょう!!!!」
「っ!!?…でも…お兄ちゃんが……。」
「そうよ!!このまま見捨てていくなんて――「勘違いすんじゃねえ。」――っ!!?」
「俺が全力を出すにはてめえらがいると邪魔なんだよ。とっとと失せろ。」
「随分な自信だな、今代の赤龍帝。」
「はっ!!カストカゲ以下の奴に俺が負けるかってんだよ。」
「さあ、今のうちに他のものを連れて行くのだ、バジルよ。」
「ベスター殿は?」
「吾輩の主が戦うのだぞ?答えるまでもない。」
ライガーなので表情は分からないですが心配をかけぬ様に笑っているような気がします。
ベスター殿は拙者達のために…!!
「さあ、吾輩達のことは気にせずに先に行くのだ!!!」
「ベスター殿……必ず、帰ってきてください!!!」
「ふっ、お主が使い魔との契約に成功した祝いには間に合わせるさ―――行け!!!」
「親方様!!一刻も早くここから離れますよ!!!」
「バジル……ええ、みんな行くわよ!!!」
「イッセーさん……。」
「大丈夫…お兄ちゃんは…強いから!!」
「兵藤……お前…ちくしょっー!!!」
一誠殿…ベスター殿…ご無事で!!!
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