運命の決着編
第129話 ザックの真意 A
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スのみで競っていた頃を思い出す。
――王者然とした戒斗に傾倒していたし、それを支える己を誇らしく思った時期もあった。勝負事で融通の利かない戒斗を裏から汚い手段で勝利させることすら厭わなかった。
だが、ザックは変わった。
あの日、チームを去る戒斗から、量産型ドライバーを託されてから。
チームの「リーダー」になってから。
戦う意味を、人を守ることの誇らしさを知った。
だからこそ、これは、ザックの誰にも譲りたくない役目であり、元ナンバー2からの手向けだ。
“それ”を確実に果たすためにも、今は休息を取ろう。
ザックもまた適当な資材にもたれて目を閉じた。
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