暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos37運命の守護者/時の操手〜THE GEARS OF DESTINY〜
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ドトリガー――
キリエさんの持ってる剣が銃に変形。そんで2挺になった銃から6発の魔力?弾を発射してきた。左右に分かれるようにわたしらは回避して、「すまないが手加減は出来ない・・・!」リインフォースが接近戦を仕掛ける。これがわたしとリインフォース、2人の時の戦闘スタイル。前衛のリインフォース、後衛のわたし、や。
(ホンマはこの前の欠片事件の時にユニゾン出来るようになったけど、あれはどちらにも負担が掛かるから多用せんようにって、ミミルさんに言われてるしなぁ・・・)
そやからこのスタイルで・・・押し切る。“シュベルトクロイツ”をキリエさんへと向けて、「バルムンク!」剣状射撃魔法を発射。12本の剣が膨らむような軌道で反りながらキリエさんへ殺到。キリエさんは「無駄、無駄よ〜♪」陽気な声を上げながら紙一重で前進することで躱した。上手い見切りや。そやけど、「はぁぁぁぁッ!」リインフォースがキリエさんの真下からアッパーを繰り出して追撃。
「よいしょっ♪」
キリエさんはその場でバック宙をしてリインフォースの攻撃を避けた後、バック宙を続けながら両手の銃から光弾(やっぱり魔力とは別の何かやな、妙な感じがする)を連射してリインフォースを攻撃した。
――パンツァーシルト――
至近距離やったにも拘らずリインフォースはその光弾をシールドで完璧に防御。すかさずキリエさんの片足をガシッと鷲掴んで放り投げた後、「捕らえよ、封縛!」キリエさんをバインドで拘束した。
「ブラッディダガー・・・!」「ブルーティガードルヒ」
わたしとリインフォース、同じ短剣型高速射撃魔法をスタンバイ。計40基の短剣がキリエさんを全方位から包囲する。ほぼ逃げ場無し。防御力が高くてもそうそう無傷では済まんはずや。
「あらら、捕まっちゃった♪・・・それにしても捕まえたくらいで優位に立ったなんて思っちゃうなんて、黒天に座す闇統べる王――ロード・ディアーチェちゃんと、闇の書のコントロールシステムにしては、ちょーっと甘いんじゃない?」
「「っ!!」」
リインフォースと顔を見合わせた後、「えっと、もう一度言うてくれます?」って確認を取る。さっきのは聞き違いやなかったか?って。キリエさんは「ちょっと甘いんじゃない?」って違うところを繰り返したから、「もうちょい前です」ってこちらも返す。
「えっと・・・。黒天に座す闇統べる王――ロード・ディアーチェちゃん・・・?」
「そう、それです!」
聞き間違いやなかった。そう言えば初対面で、色彩が違う、なんて言うてたなぁ。もう少し早く気付くべきやった。リインフォースと一緒に射撃魔法の包囲陣を解除して、さらにキリエさんを拘束してるバインドも破棄。自由になったキリエさんは「どゆこと?」って小首を傾げる。
「あ
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