第20話 その涙を見ない為に
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ナツの通り道を作った
「エルフマン、俺達も乗り込むぞ!!」
「おっしゃぁ!!」
「こっちはあたし達で守りを固めるよ!!」
「ルーシィ、こっちにきて」
「ミラさん!」
ルーシィを連れて行くミラを、ラストが呼び止めた
「ルーシィを・・・頼みます」
「・・・ええ」
ミラは頷き、ルーシィを連れギルドの方に向かった
「良かったのか?」
「ルーシィの傍にいてやってもよかったんだよ?」
アルザックとビスカがそう話しかけ、ラストは首を横に振る
「いや、ここで俺が戦った方が敵の注意を引ける。俺がルーシィを護る為に戦っているのは向こうも知っているはずだから」
「そうか。」
「でも、無理しちゃダメだよ」
「わかってる。ありがとう、アルザック、ビスカ」
ラストは、向かってくる幽兵の迎撃態勢に入った。
「行くぞ!!」
幽兵は呪いそのもの、触れれば命の力を奪われる。
次々と仲間が倒れていく
「銃弾魔法、太陽弾!!」
アルザックは眩い光の銃弾を放ち幽兵を複数消し飛ばす
「換装!!ヒーハー!!!」
ビスカはガトリングガンを換装し幽兵の群れを殲滅してく
「やるな!」
「ナイスショット!!」
しかし、その間を潜り抜け幽兵が二人に向かっていく
「しまった!?」
「二人共そのまま動くな!!」
ラストはDBを呼び出し
幽兵の各個体を中心に赤い球体が発生する
「バレッテーゼフレア!!」
そして、幽兵が爆発し消滅する
「すまない、助かった」
「いや、まだ油断できない」
ラストの指摘通り、倒したはずの幽兵が復活した
「再生した!?」
「冗談だろ!?」
「残り12分・・・ナツ、急げよ」
向かってくる幽兵を迎撃するうち、時間が刻々と過ぎていく
「くっそきりがねぇぞ!」
「仕方ない。みんな目を閉じろ!」
「目を!?何言ってやがんだ!?」
「ワカバ、ここはラストに任せよう!」
ラストはデカログスを呼び出し、剣の形状を変えた
「太陽剣・・・ミリオンサンズ!!」
太陽剣から激しい光が放たれ、幽兵を周囲から消滅させた
「な、何が起こったんだ・・・?」
「すごい!幽兵がかくれんぼした!」
「・・・どこかに消えたと言いたいのかラキ?相変わらずだな」
「だが助かった、これでしばらく休める」
「いや、そ
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