第4話 VS東条
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「喧嘩・・・・・・しようぜ」
虎は俺の蹴りで流れた口元の血をぬぐいながら俺を睨みつける。
「ああ、いいぜ・・・・・・
俺に蹴りを入れてここまでぶっ飛ばすなんて・・・あいつ以来だな
ところでお前・・・・・・どこかで会ったことないか?」
「俺を忘れたか?まあいいか・・・来いよ、不意打ちの詫びだ・・・一発入れさせてやる」
虎は俺の言葉を聞いた瞬間不適な笑みを浮かべる。
何だ?
「いい根性だ」
虎は人間離れした瞬発力で俺の顔面に拳を叩き込む。
「くっ!!」
俺は校舎までぶっ飛び、頭から血を流す。
立ち上がった俺は血が流れているのに気づきその血をなめる。
(このやろお、前より拳が重くなってやんじゃねえか・・・)
「どうした?来いよ」
虎が左手の人差し指を前後に動かして俺を挑発する。
「ああ、お返しだ」
俺は虎と同レベルのスピードで近づき虎の鳩尾を殴る。
「がっ!?」
「まだまだぁ!!」
俺は虎の顔面に向けて蹴りを放つ・・・・・・だが、俺の目の前にも虎の足があった。
そしてお互いにお互いの顔面に蹴りを放つ。
「ふひっ・・・・・・・くひゅっ!」
思わず、笑ってしまう。
「くひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!」
俺は高笑いをすると、虎を睨みつける。そして、不気味な笑みを浮かべる。
「いいぞ・・・いいぞ!!もっとだ・・・・もっと俺を楽しませろぉ!!虎ぁ!!!」
「その高笑い・・・思い出したぞ、玲夜ぁ!!!」
そしてそれから5分間殴り合い、蹴り合いをする。
「どうした?・・・・息が上がってるぞ・・・・・・虎」
「お前・・・もな・・・・・玲夜」
フラフラで息が上がりながらも睨み合う2人。
・・・・・・
「虎・・・俺は人間としての本気の一撃で・・・・・・お前を倒す」
「やって・・・・みろよ」
「肢曲」
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