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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜常識を謳うチートな彼も来たようですよ?〜 【更新停止】
プロローグと名を借りたオリ主紹介

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ある日の夏、僕こと『椎柊(しいらぎ)香夜(かや)』は、現在喧嘩を売って来た馬鹿どもの山の上に座っている。
え、なんでって? 面倒臭いことに僕の容姿を見て女と思ったやつが自爆して怒り、手下を連れて喧嘩を売って来たので返り討ちにしたが、疲れたので現在馬鹿どもの山の上で座っている。

まぁ…認めたくはないが、僕はいわゆる、男の娘と言うやつらしい…。
特徴は、肩甲骨まで伸びた銀髪と瞳は真紅、しかも体は贅肉などないから細く引き締まっているがどんなに鍛えても全く鍛えてないようにしか見えない体つきなどだ。
そのせいで過去、現在と黒歴史が量産されると言うめんどくさい生活を送っている。

「ったく、逆恨みもほどほどにしとけよ」

夏の日差しも強くなって来たためそろそろ帰宅した。

すると……

「ん、なんだ…?」

空からひらひらと手紙が落ちてきた。

思わず手紙をとって見てみると意外に達筆な字で

『椎柊 香夜様へ』と、書いていた。

なんで僕の名前が書いてあるんだ?

訝しんで手紙の内容を見てみると……

『悩み多し異才の少年少女に告げる。その才能(ギフト)を試すことを望むならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来たれし』

読んだ瞬間、僕の体は他の四人と共に上空ダイブしていた。


◆■◆■◆

「うおっ」
「わっ」
「きゃっ」
「ふぁっ」

そして、僕は一緒に上空ダイブしている人と同じことを思っていたと思う。

〈呼びたした奴、締めてやる……〉

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