暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
13ーリロード
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「え?」
「いや。別に確かに僕、詩乃の事が好きだけど。詩乃が違う人好きなら仕方ないよ?束縛したくないしね。」

でも…と僕は付け加え。今の気持ちを伝える。

「でもね。僕は守りたいんだよね…詩乃の事。守るためには近くにないと…近くにいたいんだ。
だから…僕は詩乃の目線を…










































奪っていくよ♪それが僕だから…♪」

そう言って僕は詩乃をぎゅーと抱き締めた。

「佳…!歌が…!」
「ん…??あ!…君が好きだよ♪」

歌える!なんでだろう…?
まさか…!

「なんで歌えるんだろう…」

詩乃が不思議そうな顔で見てくるが…

「僕は分かったよ!」
「何よ!」
「教えなーい!…んじゃそろそろログインしないと。」

僕は自分の部屋に戻る。 (ベランダから)僕は戻る時。

「…ありがとう…」

と聞こえない様に。そう言って僕は戻った。

言えるわけない。
まさか詩乃に気持ちを伝えるために歌ったのがトリガーだったなんて。
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