第七章
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てことで」
「見所があるわね」
今の智哉の報告で火が点いたようであった。さらに。
「その娘。どうやら」
「見所があるんだ」
「私の料理は神様の料理よ」
勝手に自分でそういうことにしているのであった。かなり強引に。
「鉄人とも言うわね」
「今時料理の鉄人なんて言われてもね」
「けれどその通りだから何も言わないの」
やはり強引に話を纏めるお母さんであった。
「わかったらいいわね。さて、と」
「土曜日作るんだ」
「スパゲティにしようかしら」
もうメニューのことまで考えだしていた。
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