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とあるの世界で何をするのか
第三十二話  風紀委員と風鈴と
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!」

 取り敢えず、噴水に飛び込んでびしょ濡れになっている御坂さんをそのままというわけには行かないので、俺がそのことを聞いてみると全員が一斉に声を上げたのである。





「御坂さん、お疲れー」

「あ、神代さん。……げっ、黒子! いや、これはその……何て言うか……」

 俺が最初に声をかけると御坂さんが顔を上げて答えてくれるが、すぐに白井さんを見つけて何か色々言い訳をしようとあたふたしていた。

「お姉さま、言いたいことは色々ございますが、まずは……」

 白井さんは御坂さんの前でお説教モードに入ると見せかけて、すぐに横へ移動した。白井さんの後ろからは初春さんに連れられた鞄の少女が歩いてくる。

「お姉ちゃん、ありがとう!」

「あ……いえ、……どういたしまして」

 女の子が御坂さんにお礼を言うと、御坂さんは一瞬どう答えていいのか迷っているような感じになったので女の子も不安そうにしていたのだが、御坂さんがはにかみながら答えると女の子も笑顔になっていた。

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