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『自分:第1章』
『一時帰宅』
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おかえり。』

『あら零那ちゃんおかえり。昨日何処居たの?』

『高松。またすぐ行く。』

『フェリー無いよ?』

『高速艇で行く。』

『そ、気を付けなよ。ユウ君にも電話したげ。昨日帰ってない言うたら心配してたから。』

『わかった。ほな行ってくる。一応、顔みせに帰ってきただけやから。』

『そ?わかった。行ってらっしゃい。』

母さんも少し変わった気がする。
でも、いざ向き合おうと思った時は...
酒入るとグダグダやから全部が台無しになる。
土庄行きのバス乗って、高速艇乗って、高松港に着いた。


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