十四話:殴り込み行きます
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うも達者に喋るというのは想像できませんでした……。
「さて、話はこれぐらいにして主の元へ戻るとしよう。そろそろ炎が切れそうなのでな。」
「は、はい。」
「それと吾輩が喋れることは主には伝えないでくれ。」
「どうしてでしょうか?」
「吾輩は主に仕えるただのライガーなのだ。それ以上でもそれ以下でもない。」
なんか……カッコいいです。
「ゆくぞ。」
「はい。」
Sideoutバジル
教会に潜伏していたドカス共の始末も終わり手紙の返信を見るためにオカルト研究部に行くと鬼の形相をしたリアス・グレモリーが待ち構えていた。
「バジル……何か申し開きはあるかしら?」
「お、親方様……その一誠殿に無理やり連れていかれまして……。」
「あなたは私よりも一誠を優先するの?」
「い、いえ!!そんなことは!!!」
「とにかく無断で危険な行動を取った罪は大きいわよ。バジルちょっとこっちに来なさい。」
「は、はい……。」
扉の向こうへ連れ去られるバジル。哀れだ。
(誰のせいだと思っているのだ?)
(ドカス共のせいだな。)
(冗談ではなく本気でそう思っているところが相棒の凄い所だな。)
(トカゲの丸焼きってのを見てみたくないか?)
(丸焼き……ハアハア/////)
((((((こんがりジューシー!!!!!))))))
(よし、やれ変態共。)
(や、やめ――――)
面倒くさいのでカストカゲの声をシャットアウトする。まあ、聞こうが聞かまいが結果は変わらないので問題はないだろう。
「それで、結局どうだったんだ?姫島朱乃。」
「どうやら独断で動いていたみたいです。ですのでお咎めはなしです。」
「そうか。」
「それにしても……人質と言われたときはどうなるかと思いましたわ。あんなことやこんなことをされるのかとドキドキして待ってたのですけどね。」
「ふざけてんか。」
「ふふふ、ええ、少し。」
「ちっ。」
ふざけた奴だ、俺をおちょくりやがって……。
「そう言えば私達には危害を加えませんね?あなたの性格なら最低でも攻撃位はしそうなものですけど……。」
「けっ!!てめえらの事は気にくわねえ……が、別に嫌いなわけじゃねえ。」
ただ単にカッ消す気が起きないと言うだけだ、本当だぞ?
「ふふふ、バジル君があなたの事を優しいと言った理由、何となく分かりました。」
「ちょっとバジルを説教くる。」
あの野郎、何勝手なこと言ってやがんだ、軽く説教と気がすまねえ。
「あらあら、素直じゃないですね。」
「うるせえ!!!」
「それにバジル君なら部長のお仕置きを受けてますからまだダメですよ。」
『お、親方様!!お許しくだ
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