第二十五話:互いの証の為に
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?』
部長からの連絡だ
「相手の兵士と僧侶との戦闘中にニンニクを投げつけられたことでリタイヤした模様です」
『……………………そう、それで今の戦況は?』
部長、今スルーするべきかどうかで悩んだな、ぜったい
「僧侶の方はある程度傷を負っている状態です、兵士に関してはリタイヤ寸前まで追い込みましたけどフェニックスの涙で回復されてしまいました」
『ということは相手にはもう回復の手段が残されていないのね、十分よ、ルドガー、今そっちに子猫とイッセーが向かっているからあなたは本陣に戻ってきてアーシアの回復を受けなさい』
「しかし――」
『子猫から聞いたけどあなたのバランスブレイクはかなり体に負担がかかるんでしょ?あなたにはまだ仕事が残ってるのだから無茶はだめよ』
すいません、もう無茶しています
『それから……“あれ”は設置出来たかしら?』
「はい、ギャスパーが」
『そう、分かったわ、それじゃあ、あなたは戻りなさい』
「はい」
さて戻るか……と言いたい所だけど
「戻らせてくれないか、やっぱり」
「お前はここで討ち取るさ」
「あなたは危険だからみすみす逃がしたりなんかしないわ」
そうさしてくれそうもないな
「くらいなさい!!!」
花戒が魔力弾を飛ばしてくるのを避けようするがバランスブレイクの影響で思うように足が動かずによろめいてしまう…こんなところでっ!!?
「explosion!!!」
俺の目の前で胡散していく魔力弾
「……やっときたかイッセー」
「ヒーローは遅れて来るもんだろ?」
「…ここはまかせてくださいルドガー先輩」
本当にいいタイミングで来てくれるよ二人とも
「さあ、始めようぜ匙!!!」
「ああ、待ってたぜイッセー!!!」
「「勝負だ!!!」」
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