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魔法少女リリカルなのはStrikers〜毛探偵と愉快な仲間達
探偵組捜索事件
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なのはがドア越しから声をかけると、同じくドア越しから聞こえてくる洋の声

なのは「ちょっと言いたい事があるの」

洋『解った、今開けるよ』

しばらくすると、ドアが開く

洋「ささ、入ってくれ入ってくれ
っていっても俺のじゃないけどな」

なのは「ですね………………あれ?優太ちゃ……優太君はどこですか?」

ドアをくぐり抜けながらなのはら質問する

洋「………クイックイッ」

なのは「?」

洋の指が天井を指していた為、釣られて上に視線を向けるなのは
そしてその天井には―――

優太「……………」

なのは「……………………」

優太が天井に張り付いて、忍者が使うような柄の布を両手で抑えて(此処重要)いた
その異常な姿に顔が物凄い形相のなのは
結局なのはが取った行動は―――

なのは「で、話したい事があるんですよ」

無視する事であった
恐らく、今のなのはの目を見た人間は殆どの人がこういうだろう
『あぁ……考える事を止めた目だ』と

洋「で、その話って?」

これが日常茶飯事なのかというぐらいの慣れ具合で現時点のなのはの目はかなりヤバいのにスルー出来る洋のスルースキルが恐ろしい

なのは「…………因幡さんの身内だと思われる人が発見されたんです」

洋「っ!本当か?」

なのは「こんな事で嘘は言いませんよ
それで、全員揃った時にやりたい事があるんですが…………」

洋「何だ?」

なのは「一応、魔力ランクを計らないといけないので、計らせます」

洋「魔力ランク………ってあれか、魔導師が持ってる魔力の量をランク分けした奴だっけ?」

なのは「あれ?何で知ってるんですか?」

洋「いや、この部屋に置いてあった本に粗方書いてあったよ
フェイトにもらった翻訳機もフル活用する羽目になったけど
まぁ勉強は出来たしな」

なのは「……意外に勉強熱心なんですね」

洋「おう、一応探偵だぜ?」

なのは「そ、そうでした…………と、話を戻しますね
本局からいつも言われてる事なんですが、魔力ランクを書いて提出、めぼしい人がいたら管理局に勧誘する
といった形に向こうがしたいみたいで」

洋「う〜ん…………でも俺達地球生まれだぜ?
魔力なんて全くないと思うけどな………」

なのは「私とはやてちゃんは地球生まれですよ?」

洋「嘘!」

なのは「偶にいるみたいなんです
魔法技術が全く発達してない世界で魔力ランクが異常に高い人が」

洋「そういや、どれくらいの魔力が地球の軍隊なんて解るか?」

なのは「そうですね……………私の憶測ですが―――」

魔力ランクB以上A未満:一般軍隊兵士レベル

魔力ランクA以上S未満:戦
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