マクロスF
0749話
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はともかくギアス世界、SEED世界、OGs世界辺りは対策必須だろう。もっとも、OGs世界だとイスルギ重工だけが魔法を使えるからな。ある意味企業スパイし放題の状況を考えればそうそう広めたりはしないだろうし、結果的には魔法が広がるのは遅くなるんだろうけど。
「こっちです、来て下さい」
そんな風に考えていると、ルカが俺を引っ張ってL.A.Iの中へと入っていく。アイランド1内の混乱が関係しているのか、L.A.I内に人は殆どいない。恐らくはシェルターか何かに避難しているんだろう。いるのは警備兵と思しき銃を持っている集団だけだ。
そんな警備兵達に軽く挨拶をしながらL.A.Iの中を進み、エレベーターの中へ。その中でもスリットに何らかのカードを通して現れたボタンで暗証番号を押すと、地下2階までしか無い筈のエレベーターはそれを超えて下へと向かっていく。
「随分と厳重だな」
「そりゃそうですよ。これから行く場所にあるのは、正真正銘L.A.Iの技術を結集して作った機体なんですから。機体自体の開発はVF-25と同時期に始まっていたんですが、技術的な問題や素材的な問題もあってつい最近ようやく開発が完了したばかりなんです」
「また、随分と曰くありげな機体だな」
現行機と同時期に開発がスタートしながらも、技術的な問題や素材的な問題で開発が遅れた。これだけを聞けば、SEED世界のオーブが開発しているアカツキにも似ている。……そう言えば、アカツキはどうなったんだろう。オーブ自体が戦勝国となっている以上、その辺は原作よりも短縮しそうだが……いや、そもそも開発自体が続いているのかどうかが不明だよな。
そんな風に考えていると、やがて目的地に到着したのだろう。エレベーターが止まって扉が開かれる。
「こっちです、アクセル君。僕に付いて来て下さい」
その声に頷き、ルカの後を付いていく。
そのまま窓の類が一切無く、無数の隔壁がいつでも下ろせるようになっている通路を歩き、やがて巨大な扉の前へと到着する。
網膜チェック、静脈チェック、音声チェック、IDカード、パスワードと幾つものセキュリティを解除してやがて扉が開く。
そして、扉の中には……
「これが新型機、か」
まず目に入ってきたのは、VF-19に似た形の前に突き出している主翼。いわゆる前進翼という奴だ。この形態のVFは珍しく、俺が知ってる限りではVF-19の他にはルカにVFの講習で習ったVF-9くらいしか無い。いや、もしかしたら他にもあるのかもしれないが、少なくても俺はその2機しか知らない。
そしてVF-25のトルネードパックをより洗練させたかのようなその姿は、確かにVF-25との関係性を感じさせるものだ。
機体色は白と赤と青の3色。正直、正義の味方カラーっぽくて俺には
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