『避難所』
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ーの欠片も無い虚しい人より優れてるだろうし。
でも...やっぱオッチャンに一言。
『色々して貰っといて悪いんやけど...この色合いやデザインは喧嘩売ってるよな?』
『あほ!似合う思たんじゃ!黒やヒョウ柄だけじゃ勿体ない!まだまだ若いし細いのに!!色々着こなせるんも今だけやぞ!年取ったり太ったりしたら無理なんやぞ!!今のうちに楽しめや!』
あれ?
そんなに本気?
なら尚更怖い。
コレ似合うとか、どんだけフィルターかかっとんよ。
自分が白やピンク着るのは許せん。
似合わん!!!
似合う筈が無い。
汚いドブの中を生きてきた零那には。
兄ちゃんが一言。
『組長、女だらけの下着屋で冷たい視線浴びながらオマエの事考えながら選んでた。着んかったら俺は許さん!』
ビックリ。
女の知り合いに頼んだとか通販とかじゃ無いん?
直接?
オッチャンが?
それはカナリ申し訳無い。
でも...
パジャマはピンクのキティちゃん。
ジャージも白地にピンクの柄。
ワンピースはピンクのヒョウ柄。
ベビードールは白&ピンクでフリフリ。
オッチャンが一言。
『とりあえず風呂入ってきたらエーよ。出たら一旦全部着て貰うから。ファッションショー♪♪♪』
なんかノリノリやし。
白とピンクのオンパレード。
一種の拷問。
怖い...
とりあえずシャワー借りた。
下着とベビードール...
意を決して鏡を見た。
吐きそぉ...
きしょい。
ありえん。
早く全部着て終わらせよ。
リビング行ったら兄ちゃんが急にむせた。
『ちょっ!おまっ!服着ぃや!』
『だって全部着なあかんねやったらベビードールからやろ?』
『今組長出てるからソレはあかんわ!てか俺以外に他の輩居ったらどーすんぞ!』
『汚い、貧乳、女らしく無い。そんな奴に勃たんやろ。あ、穴さえありゃええ言う奴は居るもんなぁ〜、でも今は兄ちゃんだけやし安心やん♪』
軽く拳骨された。
『あほ!汚いとか言うな!違うから!!汚く無いし!!』
オッチャン帰宅。
『ほらみぃやぁ♪俺の目に狂いはないやろが!可愛いやんけ♪』
背中バシバシされた。
『いやいや、吐きそうなくらいキショいとしか思えんし。』
聞いてない。
『次コレ!』
ピンクのヒョウ柄ワンピ。
服だけなら可愛い。
似合わん。
『違和感ない!イケる♪』
兄ちゃんも頷く。
キティちゃんパジャマ。
『おーっ!中学生!エーやんけー♪』
『中学生言うな!!ガキに見られるん好かんの知っとるやん!』
『可愛いって意味やんけ♪次ジャージ♪』
『おっ!こっ
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