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イーブイ×リーフィア 一夜物語
恋しかるべき夜半の月
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「いいねぇ、いいよその顔」
フィアは独り言を呟くようにそう言った。
快感に堪え忍んでいる顔は男女関係なく魅力的なものである。
「くぅ…う…うはぁ…」
普段端正な顔立ちの彼女の乱れた顔、普段の彼女の声とは全く違う彼女の淫らな声、全てがフィアの理性を消していく。
「あぁ゛…おねぇちゃ…ん…」
イブが今、達する寸前だと言うことは遠目に見ていてもわかる。既に彼女の全身の力は抜けていて、目は虚ろ、口は半開きで涎を垂らしている。
「はぁっ…あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁっ…」
彼女の体が大きく連続的な痙攣を始めるとフィアは瞬間的に全ての器具類の電源を落とし、彼女を引き止める。
「か…はぁ…んぁ?」
イく寸前で引き止められたイブは不満そうな声を出すが息はまだ絶え絶えである。
イブの絶え絶えだった息が普段通りの連続的な息に変わったのを確認してフィアは再度器具類の電源を入れる。
「あっ…はぅ…ひあうっ…」
フィアが操作している3つの器具のうち2つはメスの敏感なところに繋がっているだけあって凄く反応がいい。
しかしイブがイく寸前まで登り詰めたところでフィアは器具の電源を切る。
「ああ゛っ…ふぁ?」
イブは切なそうな声を出す。
不思議そうにしている彼女の顔はフィアをさらに高めさせる。
「じゃあ…今日はこれでおしまいにしよっか」
フィアの突然の終了宣言にイブは不平を漏らす。
「…だ…め…」
まぁさっきまで寸止め食らってたのだから当たり前なのだけど。
「ん…?」
「お姉ちゃん、私をもっと気持ちよくさせてよぉ」
涙目でイブは訴える。
「さっきのでいいのかな?」
フィアがこう問うとイブは嫌そうな顔をする。
「嫌なら…いいんだよ…」
フィアがこう言い残し立ち去ろうとすると
「…さっきのでいいからっ…やって…!」
フィアはにやりと笑いを浮かべると新しい道具を部屋から持ってきた。
習字の筆、洗濯ばさみ、果汁搾り器と謎の木の実だった。
「じゃあ…始めようか…」
フィアが意地悪そうに笑った。
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