第二話 エックスSIDE1
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ブードを追い掛ける。
イレギュラーはすぐに見つかった。
最新型巡回監視用メカニロイド、ガーディアン。
ちなみにガーディアンはコンビナートに出現する雑魚敵である。
ガーディアンは地面を叩き、エネルギー波を出して街を破壊している。
ルイン「行くよビートブード!!」
ビートブード「了解!!グラビティホールド!!」
ガーディアンに向けて重力波を放つ。
凄まじい威力を誇る重力波は、ガーディアンの動きを完全に止めた。
ルイン「はあっ!!」
セイバーによる斬撃を見舞い、装甲を破る。
露出した箇所にフルチャージショットを喰らわせようと腕を構えた瞬間。
エックス「っ!!?」
腕に雷で打たれたような衝撃が走る。
腕から電力が迸しり、エックスの腕を、青白い火花が包んでいる。
バチバチッと弾ける音がしてエックスは思わず腕を押さえた。
目の前が真っ暗になり、脳天から爪先を貫かれたような感じがする。
ガーディアンからエネルギー波が放たれ、回避もままならないエックスは直撃を受けた。
エックス「ぐあああああ!!」
ルイン「エックス!?」
ビートブード「隊長!!野郎、よくも…グラビティホールド…重力万倍!!」
エネルギー出力を限界まで引き出し、重力を万倍まで上げるとガーディアンは瞬く間に潰された。
ビートブード「隊長!!」
ルイン「エックス!!」
2人がエックスに駆け寄り、意識がないことに気づくと簡易転送装置でハンターベースに戻る。
暗闇の中に誰かの声が聞こえた。
それらが朧げな意識を引っ張り上げる。
エックス「う…」
苦痛の呻きを上げて、目を開けるとぼやけた視界にライフセーバーとルイン、ビートブードの3人が自分を眺めていることに気づく。
ルイン「エックス!!」
ビートブード「隊長…気がついたんですね……」
2人は安堵の表情を浮かべた。
エックスは事態が把握出来ず、虚ろな表情で彼らを見た。
「あなたが倒れたと聞いて驚きましたが…どこにも異常はありませんでした。過労でしょう」
1人冷静なライフセーバーの説明により、今度こそ意識がはっきりした。
自分はガーディアンの攻撃を受けて気絶したのだと。
ビートブード「ゼロ隊長」
ゼロ「エックス。お前、倒れたんだってな」
青い瞳が針の如しだ。
低く押し殺した声にライフセーバーが穏やかに答える。
「何ともあ
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