暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
第二話 エックスSIDE1
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ブードを追い掛ける。



































イレギュラーはすぐに見つかった。
最新型巡回監視用メカニロイド、ガーディアン。
ちなみにガーディアンはコンビナートに出現する雑魚敵である。
ガーディアンは地面を叩き、エネルギー波を出して街を破壊している。

ルイン「行くよビートブード!!」

ビートブード「了解!!グラビティホールド!!」

ガーディアンに向けて重力波を放つ。
凄まじい威力を誇る重力波は、ガーディアンの動きを完全に止めた。

ルイン「はあっ!!」

セイバーによる斬撃を見舞い、装甲を破る。
露出した箇所にフルチャージショットを喰らわせようと腕を構えた瞬間。

エックス「っ!!?」

腕に雷で打たれたような衝撃が走る。
腕から電力が迸しり、エックスの腕を、青白い火花が包んでいる。
バチバチッと弾ける音がしてエックスは思わず腕を押さえた。
目の前が真っ暗になり、脳天から爪先を貫かれたような感じがする。
ガーディアンからエネルギー波が放たれ、回避もままならないエックスは直撃を受けた。

エックス「ぐあああああ!!」

ルイン「エックス!?」

ビートブード「隊長!!野郎、よくも…グラビティホールド…重力万倍!!」

エネルギー出力を限界まで引き出し、重力を万倍まで上げるとガーディアンは瞬く間に潰された。

ビートブード「隊長!!」

ルイン「エックス!!」

2人がエックスに駆け寄り、意識がないことに気づくと簡易転送装置でハンターベースに戻る。



































暗闇の中に誰かの声が聞こえた。
それらが朧げな意識を引っ張り上げる。

エックス「う…」

苦痛の呻きを上げて、目を開けるとぼやけた視界にライフセーバーとルイン、ビートブードの3人が自分を眺めていることに気づく。

ルイン「エックス!!」

ビートブード「隊長…気がついたんですね……」

2人は安堵の表情を浮かべた。
エックスは事態が把握出来ず、虚ろな表情で彼らを見た。

「あなたが倒れたと聞いて驚きましたが…どこにも異常はありませんでした。過労でしょう」

1人冷静なライフセーバーの説明により、今度こそ意識がはっきりした。
自分はガーディアンの攻撃を受けて気絶したのだと。

ビートブード「ゼロ隊長」

ゼロ「エックス。お前、倒れたんだってな」

青い瞳が針の如しだ。
低く押し殺した声にライフセーバーが穏やかに答える。

「何ともあ
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