ユグドラシル編
第7話 白鹿毛vsシグルド! 決死の大逃亡
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は舌打ちして弓を下ろし、変身を解除した。
「見逃してあげたの? 子供嫌いのあなたが」
ふり返った先には、湊耀子が立っていた。
「文句があんならプロフェッサーに告げ口すりゃいい」
「そのプロフェッサー凌馬からの命令よ。あの3人はもう少し泳がせろって」
すると耀子は唇下に指を当て、うっとりとした表情を浮かべた。
「それに――わたし、あの子とはもっと戦ってみたいわ。生身でわたしと渡り合うなんて、先行き楽しみ」
くっ、とシドは帽子を軽く押さえた。
「関口のお嬢サマも可哀想に。あんたに目を付けられるなんてなあ」
シドの皮肉に対しても、耀子は嫣然とした笑みを浮かべるだけだった。
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