第一話~襲われたカントー地方~
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「ふわぁ、なかなか釣れないね、チュチュ。」
僕の名前はイエロー。図鑑所有者で"癒す者"だ。
「あっ、そう言えば今日はレッドさんとグリーンさんが帰って来る日だ。チュチュも楽しみだね。」
「チュウ」
レッドさんとグリーンさんは、オーキド博士と一緒にイッシュ地方に行っています。イッシュ地方では、この前まで、プラズマ団という組織が、「ポケモンの解放」を名目に悪さをしていました。けど、プラズマ団がなくなったのでその後の調査をオーキド博士が引き受けたのです。
「そろそろ帰って来る頃かな。行こうチュチュ。」
「チュウ」
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マサラタウン
「着いた~。ドドすけ、ありがとう。」
ここは、マサラタウンのレッドさんの家です。ここでレッドさんと会うことになっています。
「イエロー、久しぶりだな。」
「あっ、レッドさん。お久しぶりです。ピカも久しぶり。」
「ピカ」
この人はレッドさんです。僕と同じ図鑑所有者で"戦う者"です。
「レッドさん、イッシュ地方はどうでしたか。」
「その話は中でしようぜ。」
「はい。」
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「・・・といった感じだな。」
レッドさんは色んな話をしてくれました。ブラックという新しい図鑑所有者がプラズマ団を倒したことや、冷凍コンテナという施設が新しくPWTというバトル施設に変わったということなどを教えてくれました。
「へぇ~。そう言えば、前に聞いた時から思っていたんですけど、ポケモンの解放ってカントー四天王の目的と同じじゃないですか。」
「そういや、あいつらもそういう目的だったんだな。」
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
「「!!!」」
「何が起きたんですか。」
「わからない。イエロー、とりあえず行くぞ。」
「はい。」
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「これは・・・酷い」
外はとても悲惨な状況でした。森は枯れ、家もほとんど壊されていました。
「誰がこんなひどいことを・・・」
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