暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
過去‐パスト‐part1/少年の悪夢
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としてしまったとして、GUYSは彼らから回収を依頼された。ファントン星人の宇宙船は、ボガールの攻撃を受けてしまったことで撃墜こそされなかったものの、地球へ降りることができなくなったために自分たちの力でシーピンを回収できなくなってしまったためGUYSに助力を申し入れたのだ。しかもシーピンは地球の酸素を吸って肥大化してしまったのである。
ちなみに長らく宇宙人からの侵略を受け続けてきた地球としては、宇宙人からの依頼を受けると言うことに世間からの衝撃があったが、今回の件でウルトラマン以外の異星人が敵だけと言う認識が僅かながらも薄れたと言われている。
GUYSによって用意された高度気球に吊るされた重力変更盤によってシーピンは宇宙へ飛ばすことになったが、ここにきてファントン星人の宇宙船を襲った犯人であるボガールが現れ、シーピンを食らおうとした。
映像にボガールが現れたと同時に、サイトにとって初めて生で見たウルトラマン…メビウスもボガールの暴威を阻止すべく出現したのである。
『メビウスです!ウルトラマンメビウスも出現しました!やっぱり我々の願い通り来てくれたようです!』
この時各地のテレビニュース映像には、メビウスとボガールの交戦の場となった暁市にやってきたレポーターが、背後のメビウスととボガールを見ながら熱くレポータリングをしている姿が映されていた。
『ハ!テヤ!!』
ボガールのジャブに怯まず、自分もまた蹴りや手刀を用いて反撃に出るウルトラマンメビウス。映像越しに展開されるメビウスの戦う姿に、誰もがいつの間にか見とれていた。
メビウスの奮闘もあり、重力変更盤から発せられたビームがシーピンを包み込み、大気圏外へシーピンを運び始めた。せっかくの得物が逃げられてしまう。逃がすまいと自らの尾を伸ばしてシーピンを捕えようとするボガールだったが、メビウスが左腕の装備『メビウスブレス』から光刃〈メビュームスラッシュ〉を一発発射しボガールの尾を切り落として阻止した。待ってくれと懇願するようにの手を伸ばしたボガールだが、結局シーピンを手に入れることは叶わず、シーピンは地球外の宇宙空間へ飛ばされた。
GUYSとメビウスの共同戦線によってシーピンは無事ファントン星人たちの宇宙船に送られ、ボガールに食われてしまうことはなくなった。逆上したボガールは、意地汚くも今度はメビウスを食らおうと襲い掛かった。
『キエアアアアアアアア!!』
『テヤ!!』
飛びかかってきたボガールをメビウスは押し倒して、奴の腹に拳を叩き込み続けた。いつまでも殴られてたまるかと、メビウスを食らうために両翼でメビウスを包み込もうとする。ボガールは、翼に着けられているいくつもの牙で得物をかみ砕くのだ。この戦いの後で再び姿を現した際は、グドンとツインテールをあっさりと一度の戦闘で食らってしまったほど。メビウ
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