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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十五話
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じているんだ。
ただサレの言うとおり『見た結果』だけだけど…それでも僕が見たジョアンさんや暁の従者の人達、ウリズン帝国の人達は『変わって』みせたのだから。

僕のその言葉を聞いて、不安げであったカノンノとメリアは大きく頷き、静かに見ていたリタは小さく笑い改めて武器をサレに向けて構えなおした。


「…そうかい。残念だよ…君とは本当に…相容れないようだからねぇっ!」


「…えぇ…本当に…そうですねっ!」


僕の返答とカノンノ達の行動にサレは一度クスリと笑って俯いた後顔を上げると、再び笑みを狂気のモノに変えて高らかに叫び、僕はそれに皆と同じように星晶剣を構え直す。


「もうラザリスの命令も関係無い…君は、君達は必要無いっ!此処で…殺してやるっ!」


狂気の笑みのまま、だがまるで忌々しいモノを見るような目でサレはそう叫ぶと、再びサレは様々な色の輪《オーバーリミッツ》を発動させ、その背後に五つの暴風を出現させた。


「…それはお断りします。僕達は殺されない…絶対アナタを此処で倒して…皆が『変わっていける』世界を救うんだっ!」



サレの出現させた五つの暴風に、皆の表情が僅かに曇るが僕はサレに向けてそう叫び、背中に背負っていた鞘を腰に持ち替え、その鞘に構えていた星晶剣を納刀させて低く構え、サレ同様にオーバーリミッツを発動する。


───『理想』を信じる者と、『現実』を知る者の闘いに決着は迫る。




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