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とある3人のデート・ア・ライブ
第五章 楽園
第2話 不可解な現象
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が途絶えた。



ーーーー
ーーー
ーー



一方「(なンか2階から物音がするなァ……)」

深夜、コーヒーを片手にテレビを見ていた一方通行は静かなはずのこの家に違和感を覚えた。それが物音。

テレビを消して、耳を澄ませる。

一方「(音源は……この位置は五河士道の部屋か。また面倒なことを起こしやがって……)」

そばに置いていた杖を右手で持ち、リビングのドアを開ける。階段を登ろうとしたところで、ふと人の姿が見えた。

一方「オイ、何してンだ?」

その子に声を掛ける。

琴里「何か士道の部屋から物音がするから確かめにきただけ。話したいこともあったしね。あくせられーたはどうしたの?」

明らかに寝ぼけているが、琴里に同じ目的だということを伝えると、納得してくれた。

ちなみに琴里のリボンは黒である。

士道の部屋の前までくると、明らかに士道の声とまた別の声が聞こえる。

琴里はそれに気づいていないのか、躊躇なく開けてしまった。

一方「(ま、不審者がいても俺がいれば返り討ちには出来るだろ……)」

と、不審者がいると思っていた一方通行の考えはすぐに間違いだと証明される。

琴里が電気をつけ、視界が明るくなる。

琴里「随分騒がしいけど……士道、起きてるの?厄介なことになーー」

途中で言葉を止めた。一方通行は不審に思い士道の部屋に入る。

一方「オイ、どうしーー」

一方通行も琴里と同じく、目の前の光景に黙り込んでしまった。

なぜならーー




鳶一折紙がそこにいたのだ。





それも士道のベッドの中に、下着姿の状態で。

琴里「…………」

一方「…………」

驚きと呆れと怒りが混じると、声がでないものである。

琴里「……何してるの?さっさと士道から離れなさいよ」

怒りを込めて言う。折紙は無言で士道から離れ、そばに脱ぎ捨ててあった服を着た。

琴里「…………」

折紙「…………」

士道「お、落ち着けよ。な!?」

琴里「どういう状況なの?」

士道「お、お見舞いだよ!お見舞い!ずっと休んでたからって駆けつけてくれたんだ!」

折紙「そう。士道のいう通り」

琴里「ヘェ〜……最近のお見舞いっめ泥棒猫みたいにベランダからベッドに潜り込むことを言うのね。知らなかったわ……」

一方「いや、ねェだろ」

そりゃそうだ。安全な国、日本が見舞いごときで犯罪を起こしていては警察が忙しすぎるっていうものだ。っていうか何より危ない。

折紙と琴里はまだ睨み合っている。お互いに士道のことを思っているはずなのに、どうしてこう敵対するのか。男2人には分からないことだった。

士道「
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