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ハイスクールアーマードライダー
第四話 少女の決意
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なかったよ、まさか…秘密が秘密じゃなかったなんてね…」
「まぁ、俺しか気づいてなかったみたいだがな」
「そうなんだ…以外と僕たちのクラスって、感が鋭い人いないんだね」
「そうだな…で、何でお前は男のふりをしてたんだ?俺はそれがわからなかった」
「そ、それは…言わなくちゃ、駄目?」
「駄目」
「うぅ〜〜〜。あの…笑わない?」
「何で笑うんだよ、そんなので笑う奴がいれば俺がそいつを殴ってやるよ」
「っ?……じゃ、じゃあいくよ?ちょっと後ろ向いててね」
「?分かった」


そう言われ後ろを向くと、背後から布こすれの音が響く、布こすれ?まさか、いやいやいや、まてまてまて、えなに、あの子なにやってるの?何でそんな音が「いいよ…こっち見ても」ファッ?

お許しが出たので、恐る恐る振り返ってみると、そこには、制服を来ていた時にはなかった、二つの母性の塊のある、白い髪の、顔を羞恥に赤く染めた、見惚れるほどの美少女がいた。


「ぇ」
「やっぱり、変…だよね」
「いやいやいや、変じゃないよ、むしろグッジョブだよ、最高だよ、エクセレントだよ、パーフェクトだよ、はっ?俺は一体何を口走って……あっ?古河、御免、俺気持ち悪いこと言っちゃって…てあれ?古…河?何で泣いて、俺なんかしたのか?」
「グスッ…ぼぐ、ほめられたごとなぐて…ヒグッだから、ぼく…うれじぐで、それで、それで」
「だ、大丈夫だ、俺がいくらでも褒めてやる、だから、泣くな?」
「…ほんとう?」
「本当だ、今も、これからも、ずっとずっと、お前を褒めてやる、だから泣くな?遥?」
「?ぅん…有難う、とうよう」
「よ、良かった、もう、今日は遅いから、家に帰ろう、送ってやるから」
「うん…有難うね、桐葉」


その時の彼女の顔は、どこかスッキリした表情だった。

「…有難う、そんな君だから僕は、君を好きになったんだ」

そのあとに彼女が言った言葉に桐葉は気がつかなかった振りをした。
色々とおかしい気もするが、そこはまぁ、暖かい目で見逃してやってください。
ん?俺は誰に向けてしゃべってるんだ?まいいか。



翌日、あのあと色々なことがあり、日曜日を迎えた。
その日の朝、桐葉はベットの上で動けないでいた。
その理由とは……


「すぴ〜、ふふふふとうよぅ〜〜♪」
「何で遥が俺の隣に寝てるんだよ…」


何故か隣にいる遥に体をがっちりとホールドされているから。
何やら幸せな感触が俺の左の部分にあたっているが、そんなことよりとりあえずこのままじゃまずいと思った俺は遥を引き剥がす作業にはいる。
ゆっくりと、体を引き抜いて行くと遥が身じろぎをする


「ん、んぅぅ」
「?」


ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイ!!!!女の子の香りが良い
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