十二話:聖女登場
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る。
「あそこが教会だ。」
「はい!!案内してくださってありがとうございます!!!」
「そうか……」
「どうかされたんですか?」
「いや……なんでもねえ。」
どういうことだ?なんで教会の中から堕天使の気配がするんだ?
敵対している奴らが堂々と教会に入ってるん何ておかしいだろ?
このシスターも何かつるんでやがるのか?
「えっと……どうかしましたか?私の顔に何か付いてますか?」
「いや……綺麗な髪だと思っただけだ。」
「ふえっ/////!!?あ、ありがとうございます……。」
どうやらつるんでない、もしくは何も知らされてないみたいだな、超直感も反応しないから、まず間違いないだろ。
「あの……お名前だけでも聞いてよろしいですか?」
「兵藤一誠だ。好きなように呼べ。」
「アーシア・アルジェントです。……えっと…イッセーさん、そのよろしければ―――わ、私と友達になってくれませんか?」
「………ぶっ!!はーはっはっは!!!俺と友達になってくれだと!!?」
『暴君』、『最恐の赤龍帝』、マフィアからは恐れられ、ろくな呼び名もない俺と友達になってくれだと?こんなに真っ直ぐに?ただ親睦を深めたいが為だけに?
最高だ!!!こんな面白い奴またといない!!!
欲しい!!!こいつが欲しい!!!!!
「えっと……やっぱりおかしかったでしょうか?初対面の人にこんなことを言うのは…。」
「そう言う意味で笑ったんじゃねえよ。友人なんて呼べる存在俺にもいねえからな……同じような奴がいるもんだと思っておかしくなっただけだ。」
俺の周りにいる奴らは基本部下か家族だ、友達と呼べる存在なんてイリナ程度だが、あれもなし崩し的になっただけだしな、本当に友と呼べる存在なんて今までいなかったのかも知れない。
「いいだろう、今からてめえと俺は友達だ、感謝しな。」
「ほ、本当ですか!!?ありがとうございます!!!」
「親睦の印だ、受け取れ。」
「えっと…指輪ですか?」
「ああ、そいつを肌身離さずつけとけ。そうすりゃ、お前がどこにいようと俺と繋がっていられる。俺はてめえを逃がす気はねえからな。」
「あうう//////わ、わかりました。」
何をする気かは分からないがカラス共にこいつを渡す気は毛頭ないぜ。
なにせこいつは俺の友人なんだからな、守ってやるさ。
こいつは俺のもんだ。こいつを俺から奪おうってなら―――カッ消すまでだ!!!
〜おまけ〜
「すぅー…すぅー…。」
「寝てんのか?」
「お嬢様は坊ちゃまを待っていたのですよ?でも待ちきれなくて寝てしまわれたのです。」
「そうか……悪かったな。」
「……おにいちゃん…。」
「寝言か?」
「……だいしゅき…。」
「っ
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