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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「僕は一教師に、昔の僕は学園長ね」由夢「や、それはどうかと思いますよ?」
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んですか?」
雪音が聞いて来る。
「俺と小恋、杏、茜、ななか、渉、俺達の時代の杉並が附属3年で、音姉とまゆき先輩が本校2年、由夢が附属2年、ムラサキが附属1年だ」
俺は俺の時代の人の説明をする。
「俺達は美春以外本校3年で美春が本校2年だ」
俺に続いて純一さんが学年を言う。
「あのまゆきさん?」
咲姫がまゆき先輩に話しかける。
「何かな、咲姫?」
「高坂って名字ですか?」
なんで、名字知ってるんだ。まさか、この時代にもいるのか?
「なんで、あたしの名字を知ってるの?」
まゆき先輩も疑問に思ったのか、聞く。
「実は、今の生徒会の副会長の名前が高坂まゆみって言うんです」
高坂まゆみ、ね・・・
「桜内姉よ」
「うおっ??」
俺が、咲姫から出された名前について悩んでいたら、いきなり杉並が現れた。
「あの、あなたはどっちの杉並君ですか?」
咲姫も分からないらしく質問する。
「お前、俺らの時代の杉並か?」
「正解だ。流石は同志桜内、俺が見込んだだけはある」
なんとなく言ったら正解らしく、こいつらしい事を言う。
間違いねえ。こいつは、俺達が知ってる杉並だ。
「話を戻すが、桜内姉よ。その生徒はここにいる高坂のように陸上が得意か?」
改めて、杉並が咲姫に尋ねる。
「えっ?はい、そうですけど?」
「ふむ、そうか。やはり」
咲姫は頷くと、杉並は腕を組んで考え込む。
てか、勝手に話に入ってきて、勝手に進めるなよ。
「おい、何なんだよ杉並」
「そうだぜ、俺にも教えろよ。それと義之」
杉並に文句を言おうとすると、渉が入ってくると同時に俺に殺意のこもった視線をよこす。
「なんだよ?」
「このラブジョワ野郎!お前だけ羨ましいんだよ!」
そう叫ぶと、俺を蹴り始めた。
「いてっ、いてえだろ!おいやめろよ」
俺は渉に蹴られながらも、ラリアットをかます。
「グフッ!?」
渉は撃沈されリビングに倒れた。
「あはは、面白いですね。皆さん、まるで杉並君と朝倉君みたいですね」
俺達のやり取りを見てことりさんが笑う。
杉並と純一さんってこんな感じなのか?
「おいおい、ことり。俺はそんな事、杉並とはそんなことしないって」
ことりさんの言葉に純一さんは苦笑しつつ否定する。
「朝倉先輩!見てくださいよ、これ!バナナのフリッターですよ!」
「分かったから、あんまり騒ぐなよな」
そこに美春さんがやってきて手に持っているものを純一さんに見せる。
デザートか、どっちかのだろう。
「あの、それ私のプリンのフリッターなんですけど?」
申し訳なさそうに雪音が言う。
なんだ、やっぱり雪音だったか。流石は由夢の子だな、甘いもの好きは遺伝か。
「代わりと言ってはなんですが・・・
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