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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「僕は一教師に、昔の僕は学園長ね」由夢「や、それはどうかと思いますよ?」
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お姉ちゃんはただ単に兄さんに料理を作りたいだけじゃないんですか?」
「そんなことないよ〜」
「なら昔の私と月島さん、お願いね。その後は日替わり交替で良いじゃないかな?」
「えっと音姫先輩には敵わないだろうけど、月島、頑張ります」
「構わないわ」
「賛成ー!その方がキッチンの大きさも考慮したら丁度いいよね」
「それでいいですよ。天枷さんもお手伝い、よろしくね」
「美春、頑張りますね」
「陽ノ本さん、頑張りしょうね」
「はい、私も負けません!」
それぞれ頑張ることを表明した。
「皆、さくら達の方もこっちで夕食食べるってさ」
タイミングよく純一が戻ってくる。
「あの、兄さん?さっきの件なんですが」
「あ、あれかいいぞ。ただし、体調が悪くなったらすぐにでも美春のところで寝てもらう」

















義之side
「「ただいま、お母さん」」
夕方頃になり朝倉家もとい桜内家に2人の少女の帰宅を告げる声が響く。
「お帰り、咲姫、雪音」
それに未来の音姉が出迎えに行く。しっかし、音姉と由夢の間にそれぞれ生まれたって言ってたけど、どんな子なのかね。
「お母さん、お客さんでも来てるんですか?」
「違うの、実は今日から一緒に住むことになった人がいるから、その人たちの靴なの」
音姉の声が聞こえてくる。それと一緒に別の女の子の声も聞こえてくる。
「あの?少しいですか、もしかして桜内義之ですよね?」
「確かにそうだけど、君はどっちの子なんだ?」
玄関から由夢に似てるから由夢との子だろうけど、一応聞いておく。
「私は附属2年の桜内雪音です。お母さんは桜内由夢ですよ?」
「へえ、由夢の方の・・・由夢って今料理の腕はどうなんだ?」
「凄く美味しいですよ」
雪音に聞くと今度は別の子の声が答えた。
「えっと君は?」
この子が咲姫って子か。音姉そっくりだな、違いはリボンと髪の色だけだな。
「始めまして本校1年で生徒会長の桜内咲姫といいます」
本校の1年で、生徒会長か。流石は音姉の子だな。
「よろしく、音姉の子はやっぱり生徒会か」
「はい、附属1年からずっと生徒会です」
「なんていうか、音姫そっくりね。ていうか瓜二つね」
「そうですわね。さすがは、朝倉先輩のお子さんですわ」
まゆき先輩の顔は驚きの表情に染まっているし、ムラサキはうんうんと頷いてる等、音姫と由夢を知ってる人はそれぞれの反応をしていた。
「私は生徒会で、雪音ちゃんは保健委員と風紀委員を兼任してるの」
「その辺はなんていうか、流石の血筋だな」
咲姫の説明に純一さんが納得する。おそらく、音夢さんが風紀委員なのだろう。
「ところで、皆さんはどの学年な
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