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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「僕は一教師に、昔の僕は学園長ね」由夢「や、それはどうかと思いますよ?」
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「本当に変わってませんね、兄さん」
「ああ、外観は俺たちの頃と一緒だな」
未来のさくらと話をした後、音夢達と合流して俺たちは自分達が当分世話になる我が家を前にしていた。
「どうしよう由夢ちゃん?私、今からドキドキしてきたよ」
「それは私も一緒だよ、お姉ちゃん。仕方ないや」
そう言って由夢は家のインターホンを鳴らす。
「は〜い。えっ?私に由夢ちゃん、まゆきも?」
家の呼び鈴にパタパタという足音がした後、家の扉が開いて中から1人の女性が現れた。
その人物はそこにいる子が大人ぽくなった感じだった。
「え、えっとおはようございます」
「どうしたのお姉ちゃん?何で私の過去がいるんですか?」
様子を確かめに来たのか髪型は違うが音夢によく似た女性が出て来て俺たちを見てこれまた驚く。
「あのいきなり押しかけてしまってすいません。話しだけでも聞いて欲しいですが」
音夢が申し訳なさそうに話す。
「そうだね、とりあえずリビングにどうぞ」
音夢がそう言うと姉の方は家に入れてくれた。
純一sideout
「なるほど、気が付いたらこの時代にいて、弟君が忘れ物をしたので一旦さくらさんの家に帰ったらさくらさんに会い、私達の家が良いと提案されてここに来たと」
「まあ、そんなところですね」
事情を説明し、理解した未来の音姫は大まかにだが状況を言うとことりが肯定する。
「でもどうしよう?改築したとはいえ、部屋もそんなには無いし」
「お姉ちゃん、一応私達が昔使ってた部屋はあるけど・・・」
「そうか、なら俺はソファーで寝るから音夢達に部屋を貸してやってくれ」
「えっ?いいんですか?」
「大丈夫、大丈夫。馬鹿は風邪ひかないって言うし」
そう言って純一は笑った。
「兄さん、その、えっと、私も一緒に寝ていいですか?」
純一がそう提案すると、音夢がもじもじしながら上目使いで聞いた。
「い、一緒にか!?そ、それは、その、えっとだな・・・」
『ピンポーン』
その時たまたま家の呼び鈴が鳴る。
「あっ、俺が出て来るよ!」
そう言って純一は逃げ出すようにリビングを後にする。
「へえ〜、音姫のお爺さんって凄いヘタレね」
「本当です。朝倉君は安全すぎます」
まゆきの言葉にことりが頷く。
「とりあえず部屋はあるから2人一部屋で客室を使って下さい。昔の私は咲姫の部屋で、昔の由夢ちゃんは雪音の部屋で寝てくれるかな?」
未来の音姫が指示するので、それに従う。
「それじゃあ、今日は腕によりをかけて料理を作ろっか由夢ちゃん?」
「そうだね、お姉ちゃん♪」
2人は楽しそうに頷いた。
「でも、2人だけじゃ大変だから私も手伝うね」
「
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