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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
さくら「僕は一教師に、昔の僕は学園長ね」由夢「や、それはどうかと思いますよ?」
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「それで、さくらの言ってた俺達はどんな服装だったんだ?」
清隆が中腰になってさくらに質問する。
「まず僕がね務めてる風見学園の付属の制服・・・この服なんだけどね。これを着てたんだ」
「セーラ服にミニスカートですか?なんだか可愛いですね」
さくらと名乗る少女の制服を見ながら葵が呟く。
「とりあえず僕達は義之君達の家に行くけどリッカもどうかな?」
「そうね・・・行くわ。どうせここでこうしてても時間の無駄だもの」
「じゃあこっちに付いてきて」
そういって私達はさくらを先頭に彼女を待っている人達に合流して家へと向かった。
リッカsideout
義之side
さくらさんが話しかけた人達は俺達が校門で見た人物とは別人らしくその人たちと一緒にに芳乃家を目指した。
「着いたね弟君」
俺達は家に着くと鍵を取り出し鍵穴に差し込み鍵を開けようとしたらなぜか鍵が開いていた。
「あれ?開いてる、さくらさん鍵かけ忘れたのかな?」
俺は開き戸を開けて中に入り靴を脱ごうとしたら居間の方から誰かが歩いてきた。
「どちら様です・か?・へ?」
その人物はリッカという人に似ていて、違いといえば髪を下ろしていることだ。
「昔の義之君もお兄ちゃんも懐かしいなあ」
『むう・・・』
さっきから見知らぬ金髪の女性に純一さんと一緒に抱きつかれている。そして後ろから複数の視線とものすごい殺気を感じる。
視線は音姉達で殺気は、渉だろう。怨念のように義之ばっかり羨ましすぎるぞと呪詛が聞こえてくる。
「えっと誰ですか?」
「にゃはは・・・ごめん、ごめん。余りの懐かしさに抑えきれなくて、でも充電完了♪」
そう言って俺達を解放して座布団にちゃんと座る。
「さっきの質問だけど、まずはようこそ!未来の世界に」
『へっ未来?』
「そうだよ、ここは義之君が附属の3年だった頃から20年後なんだよ。そして僕はこの時代の芳乃さくらだよ」
未来のさくらさん(?)は衝撃的なことを話した。
「じゃあ、俺達にとっては」
「うん、お兄ちゃんたちにとっては半世紀以上未来だよ」
純一さんが質問するとさくらさんが肯定する。
でも信じれないな、気が付いたら未来の世界に居てさらに未来のさくらさん。何より若い頃の純一さん達が一緒に居るって言うのもなんだか変な感じだよな。
「あのさくらさん、ここに居る人知ってますか?」
そう言って音姉が連れてきたのは、さっきあったリッカという少女。
「えっ?リ・ッカ?どうしてリッカがここに居るの?」
未来のさくらさんはとても驚いていた。知り合いなのか?
「何で私の名前を・・・?」
本人自身も驚いているようだ。
「僕はリッカと清隆に時計塔の下で保護さ
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