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ハイスクールアーマードライダー
第三話 転生者
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「いやぁ、まずは自己紹介だ、僕は古河 遥 転生者だ」
「?……転生者ぁ?何言ってんだお前、厨二か?」

(古河?まさかな。しかし何故だ声が高いな、喉仏が無い…喉仏が無い?まさか…いや男子の制服きてるし…だがまだ確信じゃない、此処は観察だ)

「隠さなくてもいいじゃないか、同じ転生者どうしなんだから、仲良くしようよ、まぁ、もっともこれから起こる事を邪魔しないでくれるならの話だけど」
「邪魔か…俺はお前が何しようと関係ないが、人に迷惑かけるつもりなら、俺は容赦しないぞ、何ならここで戦ってもいい」
「おいおい、まぁまってよ。僕はこんな所で事を起こすほど馬鹿じゃぁない。こんなんでも、一応17年間此処で生きてるからね、それなりにこの街には愛着があるんだ。此処にきて大切な物が見つかったんだよ、糞みたいな向こうの世界では見つからなかったものがね」
「何があったんだ、お前」
「僕は前の世界では孤児でね、親も親戚も誰一人いなかったんだよ。唯一居たのは、妹だけ、でもその妹も、僕が働けるようになってから、数ヶ月後にガンで死んでしまった、それからはもう何もかもがどうでも良くなって、最後は自殺を選んだ。でも、死んで一つだけ良かったことがある、転生が出来て、家族が出来た、そして、妹も転生してて本当に嬉しかった、でもね、一つだけ良くなかったことがある、それはね…」
「それは…?」
「妹が神器を持っていたからだよ、それもとても強力なね。さらに、妹の存在が、三代勢力に知れ渡ってしまった、それからと言うもの、妹には勧誘がくるようになった。悪魔からは眷属になれ、堕天使からは「神を見張る者」へ所属しろ、天使からは神の信徒になれ。毎日毎日、本当にしつこかった、中には力付くで、自分の勢力に組み込もうとした奴らもいる、だから、僕は、魔王の妹のリアス・グレモリーの眷属になって、強くなって、妹を誰の勢力にもつかせないようにする。それが僕の起こす事だよ高梨君」
「色々話してくれて、有難うな、じゃあおれも少しだけ話そう、俺はこの世界にいる、転生者を倒す為に転生したんだよ」
「?って事は君は僕の敵って事かい」
「違う違う、話を聞け、俺はこの世界に害を及ぼす、転生者を倒すんだよ、お前みたいに、妹を救う為に行動してるやつは対象外だ、それに、お前の妹さんは、もう知り合いだしな」
「何だって?いつどこで知り合ったんだ?」
「昨日だ、先ずは転生者に話をきこうって事になって、理央に連れてかれたんだ。と言うか、理央と中が良かったからそれ関係だな、まさかお前の妹だったとは。お前の苗字を聞いて、まさかとは思ったがな」
「そういえば、果奈瀬さんと仲が良かったな…まぁ、その事はいいよ、で、結局は?どうするのさ、邪魔するのかしないのか」
「協力させてもらう」
「はぁっ?なんでそうなるんだよ、君には
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