第3話 久しぶりの幼なじみの再開は感動では無く喧嘩で始まる
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ここか・・・・・・
俺は20分ほどMTTタービンスーパーバイクY2Kを走らせて新しい俺の家へついた。
俺の新しい家は50階建てのマンションの44階の404号室だそうだ。
「高級ホテルかここは・・・・・・普通の家でいいのにあのジジイ余計な事しやがって」
文句を言いながらマンションの中に入っていく。
エレベーターにのり44階のボタンを押す。
エレベーターが44階につきドアが開く、俺はエレベーターをおりて404号室に向かう。
「ここか・・・・・・」
俺は先ほど管理人から預かった鍵で扉を開ける。
「へえ、なかなかいい所じゃねえか」
そこは5LDKの広さの部屋と普通の高校生の一人暮らしの部屋としては広すぎるが俺は気に入った。
「さてと確か転入手続きをしねえといけねーんだったよな、めんどくせーけど今から行くか」
「おお・・・・・・ここが石矢魔高校か・・・・・・」
俺は今不良達の憧れの聖地、石矢魔高校の校門のところに立っていた。
校舎には所々落書きされ窓ガラスもほとんど割れていて、とても学校と呼べる物ではなく、むしろ廃墟に近い物だった。
そして門をくぐると当然のように手荒い挨拶をされる。
「ようお前、見たことねーツラだな」
校門近くでたむろっていた三人組の一人の金髪ピアスが、そう言って俺に近づいてきた。
新参者というのはどこもこんな感じなんだろーな。
「ああ、転校生だ。よろしくな」
「ああ?転校生だぁ、こんな学校に来るなんて物好きな野郎だぜ」
「おー、ほめ言葉として受け取ってやるよ。ところで職員室はどこだ?案内しろ」
「てめー!誰に聞いてんだこらぁ!!」
金髪ピアスは大声を出しながら、俺の胸倉を掴んできた。
そして後ろで座りながらニヤニヤしていた2人も、金髪ピアスが大声を出すと立ち上がり、俺に詰め寄ってきた。
「こいつ、やっちまおうぜ」
「おう、やろやろ」
「まあ土下座でもして地面でも舐めたら許してやるよ」
勝手に話を進める三人組。
俺はその態度が気に入らなかったので実力行使を行うことにした。
「おい・・・・」
「あぁ?」
「俺は案内してくれと頼んでいるんじゃない、案内しろと命令しているんだ?大人しく、案内すれば痛い目をみなくて済む」
「この野郎!!!」
金髪ピアスが怒ったのか殴りかかってくる。
「バカが・・・・・
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