幻想変化
東方変形葉53話「決戦!?vsレミリア」
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、一瞬の間でこんな作戦をおもいついたのか・・・!
「くくく、さすがだな。だが、私の機敏さはこんな障害物だらけでも意味を成す!」
びゅんびゅんと、お嬢様は目にもとまらぬ速さで飛び回る。星に当たっても痛くはないのだろうか。
「物質と反物質の衝突戦争」
2種類の少し大きな弾幕が、少量だが飛び回る。その2種類の弾幕同士がぶつかるとき、大爆発を起こす。
なんて恐ろしいスペカなんだ。数で油断してはいけない。
「ぐあっ!やってくれるじゃない。吸血鬼の力、こんなものと思うなよ!」
お嬢様が弾幕を強力で強烈な光線を放ちまくる。あれほどの威力の光線を無数に出しても、お嬢様はまだ疲れることはない。
光線は星々が反射板になって複雑に飛び交う。
「星を利用してきたか。おっと、危ない。“神力と爆発の比例変化”」
爆発が連続して起き、館全体を揺らす。こんな爆発が起きているのに、どうして館が壊れないのだろうか。
「あら、そんなもので私を倒せるとでも?」
ばっとお嬢様が武器を取り出した。
“グングニル”。北欧神話の主神オーディンが持つ槍。その槍で爆発をものの見事に切り裂いていく。
「・・・驚いたな。」
裕海はそういいつつ、懐から妙なものを取り出した。
「五行霊剣、金乗木!」
そう唱えると、謎の五角棒はなぜか一瞬にして日本刀のような剣になった。
「おもしろい、勝負だ!」
ばっとお嬢様が槍を振るう。
金属音が鳴り響いた。裕海はどうやらその武器を使いこなしていないようで、動きが鈍い。
「くっ、やっぱりいきなり勝負の時に使うんじゃなかったか。だけど、これなら!火乗金!」
すると、剣はまた一瞬で炎の剣へと変わった。
「なっ!?」
お嬢様はばっと後ろへ下がった。
「“火雷神来襲”!」
炎の剣は8つに分かれ、お嬢様に向かって襲った。お嬢様はグングニルを振り回し炎を追い払っているが、キリがなさそうだ。
「くっ!はあっ!!」
グングニルが大きくなり、炎を一振りで吹き飛ばした。
無間「恋の彗星」
裕海が、そばに作ったスキマに光線を放った。
と、いつの間にかお嬢様に向かって光線が飛んでいる。スキマを使ったようだ。
お嬢様はすいすいとよけていたが、だんだん光線が飛び交う速さが上がってきている。
「ぐっ!?」
と、お嬢様が散らばっている星にぶつかった。逃げ場所がもうなかった。
蝙蝠になって緊急回避をしたが、元に戻るとまた襲ってくる。
これは精神にかなりくるスペカだ。精神に弱い妖怪はもちろん、人間である私ですら恐怖といら立ちを覚えてしまう。
「があっ!」
ついに光線に当たってしまった。光線はそれでも容赦なくお嬢様に当たっていく。
「終わり、かな。無間の変化にとらわれたらもうおしまいだよ。」
「・・・・・・っ!!」
お嬢様は
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