暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
28ーエキストラトラック (氷帝、今宵、狂詩曲で死神と舞う)
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出すほど本気にさせるなんて。僕もびっくりしたよ。」

その少年…スノードロップはさっきほどの殺気はまるで嘘だったかの様に。ニコニコしていた。

「次は…倒すぜ。スノードロップ。」
「親しみをこめてスノーって呼んで?って言ったよね。」

俺は少しーーーほんの少し笑い。こう言った。

「ああ…スノー。次は倒す。」

するといつの間にか俺の手が光ったと思うと右手にはクリスタルが握られていた。
同じ様にスノーの手にも握られている。

「へえー?君にも出たんだ…殺し合いしたのに…
後でスキル欄を開いてみ…ふあ…おやすみ!」

そういうとスノーはパタンと寝てしまった。この場は氷の壁でモンスター、プレーヤーも入って来れない。
今なら邪魔せず殺せるが…

「…もう腐れ縁か。」

俺は転移結晶で転移する。












































































右手に握ったクリスタル。それはーーー
『時空を超えた絆』
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