第2話 幼なじみというのはよくわからない
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やあ、皆の衆。
俺はさっき聖石矢魔高校を退学になったぜ。
理由はとっても簡単、他校の生徒を4日連続でボコボコにしたから。
まあそんなわけで、俺は天下の不良高校の石矢魔に転校する。
なので俺は今転校のために荷物をまとめているのだ。
まずは、クローゼットから服を取り出してカバンに詰める。
その次は制服だ、向こうは基本どんな制服でもいいらしいから助かる。
「ん?なんだこれ」
俺は落ちていた写真を拾う。
それはこの間、六騎聖のみんなと撮った写真だった。
確かこれは新六騎聖ができた記念にゴールデンウイークに山に行った時の写真だ。
静をナンパしていた不良達をボコボコにしたのもいい思い出だ。
勿論これも持って行く。
他にも色々出てきた。
昔、郷に借りた『織田信長の野望』戦国時代に結構ハマったな
昔、新庄に借りた『ストリートファイター』これでケンカのコンボを考えたりしたな
昔、榊に借りたアニメのDVDなかなか面白かった
昔、要に強制的に借りさせられた『ときメモ』・・・・・・・・・これは割ろう
思い出したらクソムカついてきたな
なにが『彼女おらんねんから、これでもしとき(笑)』だ!
てか・・・・・・・・・・・・・
返すの忘れてたな・・・・・・。
まいっか、もう会えないわけじゃないし。
借りてたゲームめっちゃ出てきた。
「ふう・・・・・・」
よかばい、よかばい。忘れましょ。これ全部俺のね(ときメモ以外)決定事項なのですよ。
ふう、家具は石動校長が引っ越し業者に頼んでたらしいからな、後は任せよう。
よし、じゃあ出るかな。
俺は荷物を持って家を出る。
俺が家を出るとある人物が家の前で待っていた。
「し、静・・・・・・なんでここにいるんだ!?」
「何でって、玲が退学になったって聞いたから授業抜け出して来たのよ」
「そっか、ありがとな!嬉しいぜ!」
「・・・・・・ ///」
玲夜の笑顔を見て少し顔を赤らめる
「幼なじみなんだからこれぐらい当然でしょ! ///」
「くひゃひゃ、可愛いな〜静は」
「な、何いってんのよ! ///」
「ゴフッ!!」
静の右ストレートが俺の頬を直撃する・・・・・・何で俺殴られてんだ・・・・
「まあ、休みの日はこっちに戻ってきてやるよ」
頬をさすりながら立ち上がる玲夜
「・・・・・・約束よ ///」
「ああ、約束だ」
「じゃあ、またね・・・玲」
「ああ、またな・・・
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