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東方喪戦苦
〜二十二幕〜ネタばらし
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ないですけどね」

マ「お客さんなら、“あの兄弟”を倒せるかもね」
また、あの兄弟の話題だ。

「その兄弟ってどんな奴なんですか?」
カウンターに置かれたグラスに注がれた酒を飲み干す。
乾いた喉に酒が染み渡る。
喉がヒリヒリする。

マ「敗率0.3%の正真正銘の強運の持ち主さ」

そんなのいるわけがない、という顔をする。

マ「いや、あの兄弟は必ず来る!今日はなんってったってあんたみたいなバクチ打ちが居るんだからね」

「一度あってみたいですねぇ、その兄弟」

マ「きっと会えるさ」
マスターは、グラスを拭きながら、俺にそう答えた。

To be continud




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