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ウィザード外伝-仮面ライダーサマナー-〜指輪の召喚師〜
お嬢様の沈黙、執事の嗜み
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と思うから特別に名乗ってやろう、僕はサマナー…指輪の召喚師だ!』
『指輪の召喚師?嗚呼?指輪の召喚師ィ〜…全っ然!!知らねェーですねッ!!』
唐突の重い一撃を食らって嘔吐しながら、完全に怒りで血が上ったザントマンは自称・指輪の魔法使いを名乗ったサマナーを知らんと言い放ち一蹴(この頃は完全に無名だった)、ツルハシを振り回して襲い掛かる
『さあ、饗宴の時間…!!』
『オホホホホホホー!!』
『…だっ、てッ!?危なッ!?』
[CONNECT Now]
『チッ!!』
『人の話は最後まで聞け!おかげで台無しじゃないか!?デャアアアアッ!!』
『敵の話を悠長に聞いてる馬鹿が!嗚呼、馬鹿がいてたまりますか!?ホァアアアアアッ!!』
サマナーは例の台詞を言おうとするもそんなものお構いなしに飛び掛かってきたザントマンのツルハシをコネクトリングで取り出したヴェルサイザーでガード、そのまま両者は互いに激しい攻防戦を繰り広げながら気づけば校庭のグラウンドにまで移動していた。
『この鳥頭、焼き鳥にしてやるッ!!』
[FLARE Now]
『ホギャアアアアアアアアア!?』
サマナーは指輪を嵌めてドライバーにタッチ、フレアリングの効果を発動してザントマンを爆炎に包み込み、見事に焼き尽くした…その証拠に彼の姿は灰すら残らずに跡形も無かった。
『フフンッ♪今回のファントムは随分呆気なく倒せたな』
サマナーはザントマンの最期を確認した後、変身を解除して銀嶺の姿へと戻る。
「おっとそうだ…襲われた娘や他の娘達が心配だな…って、わっ!?」
「…。」
そう言うと彼は体育館の方でザントマンに襲われた夜久楽や眠らされた他の生徒達が心配になり、Uターンしようとした矢先、夜久楽本人がいつの間にかすぐそばまで来ていた…何故か気配はまるで感じられなかったため驚きのあまり腰を抜かしそうになった
「…???」
「えーっ…と…?なにか探してる?」
「…!」
「…ああ、僕を探してたのね」
「…!」
「…御礼言いたかったのかな?どういたしまして、お嬢様」
夜久楽はどういうわけかキョロキョロと顔を左右に動かし、何かを探している様子だったが、銀嶺の腰にあるドライバーを見て彼が先程自分を助けてくれた謎の人物=サマナーだとようやく気づき、頭を深々と下げた
「お嬢様ぁあああああ!!どこですか!?夜久楽お嬢様ぁあああああ!!」
「…!」
「おおっ…お嬢様ッ!!よ、よくぞ、御無事で…!!おぉおおおおおっ…!!」
(マジでお嬢様だったのか、この娘)
ここで今まで気絶していた黒部がようやく意識を取り戻し、ものすごく心配した様子で夜久楽を探しに外まで出てきた
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