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小鳥だったのに
第一章
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たよ。だからだよね」
「そうなの。じゃあ豊彦ちゃん」
 もう我が子をそう呼ぶのだった。生まれて間もない我が子をだ。
「これから宜しくね」
 ここから愛生は完全に我が子にべったりになった。何につけても我が子第一で可愛がり傍にいるのだった。ある日のことである。

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