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72の悪魔と契約した暴王
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────むかしむかし







あるところに、それはそれはハンサムで、超強くて、カッコよくて、




「おい、俺は低血圧なんだぞ?クソ共が朝からケンカとかよー眠たすぎて死んだらどーすんだコラ」




人を人とも思わない、優しい心の持ち主の




「てめえなんか・・・・死んじまえ」




「・・・・・・」




「◎◆○◇▲★▲◇!!」ゴキゴキッ




優しい心の持ち主の





「さあ、お楽しみはここからだぜ?」






『暴王』と呼ばれる若者がいました




















































早朝、学校近くのとある川原。
いつも通り遅刻はしているが学校に向かっていた俺は、ボコボコにされている50人ほどの
男達の中心に立っていた。




全くなんで最近、よく絡んでくるんだ?あれか、夏が近いからか?
俺の名は鬼城 玲夜(きじょう れいや)。
聖石矢魔高校に通うごく普通の高校生。
2時間ほど遅刻してるけどそろそろ行くかな

























学校に2時間ほど遅刻した俺は、校門前で待っていた校長の石動 源磨(いするぎ げんま)が言い出した一言に俺は驚く




「玲夜君、君・・・・・・・・・・・・退学ね」


















「え?ええええええええええええええええええええ!!?」











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