第3章
月光校庭のエクスカリバー
第80話 行け、オカルト研究部!
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ら」
予想と寸分違わない展開になってしまった。
「吸う!ついに吸えるんだ!今の俺は、そう神すら殴り飛ばせるぜ!あ、神様いないんだっけ、アハハハ!よっしゃぁぁぁ!!やられてもらうぜコカビエル!部長の乳首を吸う為に!!」
『Explosion!』
その音声と同時にイッセーは駆け出し、コカビエルは光の槍を放つが、イッセーは難なく弾き飛ばしてしまう。
「フゥゥゥアァァッ!デヤァァァッ!!」
「グォアッ!?」
見事なストレートにコカビエルは後ずさる。
と言うか、俺や木場が虚を突いてやっと与えた物とは違い、真正面からぶつかって初めて与えたダメージであった。
「ぐっ……女の乳首を吸う想いだけでこれ程の力を解き放つ赤龍帝だと!?なんだお前は?どこの誰だ!!」
「覚えとけコカビエル!俺は兵藤一誠!!エロと熱血で生きる、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の宿主で、リアス・グレモリー様の兵士(ポーン)だ!!」
コカビエルの問いにイッセーは高々と答える。
「……カッコ付けてるつもりかも知れないけど…」
「……いろいろとダメダメです、イッセー先輩…」
「……けど、あれがイッセーなんだと思うと、納得しちまうんだよな」
俺の言葉にオカ研のみんなが苦笑していた。
ちなみに…。
『ギャハハハハハハハ!!!!アッアッハハハハハハハ!!!!!!』
俺の中にいるドレイクは爆笑していた。
お陰様で、毒気がずいぶん抜けてしまった。
「なんか真面目な理由で戦意損失してたのがバカらしくなってきた」
「そうね。そうよ!私達はまだ負けていない!諦めた時が負けなのよ!イッセーに続きましょう!」
『はい部長!!』
さっきまで消沈していたオカ研のみんなの意志が奮い起つ。
「おいおいマジかよ!?さっきまでの絶望雰囲気が無くなっちまったぞオイ!」
「それを成したのが彼と言う訳ですが…その原料になったのが女性の乳を吸いたいと言う願望なのがなんと言いますか…」
あのベルやカリスさえも呆気に取られていた。
「フフ、下級悪魔の分際で俺の顔に触れるとはな!これは面白い!面白いぞ小僧!!」
「なんかボスまでヒートアップしてねえか?」
「していますね…」
「まあでも、水を指す様だけど、もう時間ねえんじゃねえのか?」
確かに、大地崩壊の術が発動するまでそう時間は無いだろう。
けど…。
「だったら、時間内に倒せば良いだけの話だろ!」
「それもそうだな。もう崖っぷちなんだ。進むしかねえよな!」
我ながら脳筋な考えだ。
俺の言葉にオカ研のみんなが頷いていた。
『お前ってさ、徐々にイッセーに感化されていってるんじゃねえのか?』
今さら何を…。
そんな物、あいつに憧れた次の日から当に気付いてるよ。
戦意を奮い起たせ、強大な敵にいざ挑もうとした瞬間…。
「じゃ
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