第3章
月光校庭のエクスカリバー
第80話 行け、オカルト研究部!
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っ!?』
「なんだと!?」
「朱乃さんが…」
「バラキエル…堕天使の娘…」
コカビエルが告げた事に俺とイッセー、ゼノヴィアは驚愕していた。
「フフフフ、リアス・グレモリー、お前も兄同様ゲテモノ好きな様だ」
「くっ…兄の…我らが魔王への暴言は許さない!何より、私の下僕への侮辱は万死に値するわ!」
兄…魔王や自身の眷属への侮辱に怒りを露にする部長にコカビエルは地に降り立ち、濃厚な殺気と共に言い放つ。
「ならば滅ぼしてみろ!魔王の妹!赤龍帝(ウェルシュ・ドラゴン)の飼い主!紅髪の滅殺姫(ルイン・プリンセス)よ!お前が対峙しているのは貴様ら悪魔にとって宿敵なのだぞ!これを好機と見なければ、お前の程度が知れると言う物だ!」
「っ」
コカビエルのとてつもない重圧に部長が怯んでしまう。
「やい!このクソ堕天使!」
「イッセー!?」
いい加減にコカビエルの口ぶりに怒りに火が付いたのか怒気を帯びた様子でイッセーが部長の前に出る。
「テメエ、これ以上部長や朱乃さんにふざけた事をぬかしてみろ!俺がテメエをぶちのめしてやるからな!」
「貴様、バカなのか?」
コカビエルは光で剣を作りながらイッセーを嘲笑う。
「ああ!バカで結構!いいか、そこを動くな!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!」
『Boost!』
倍加開始の音声が鳴ると同時に俺は木場、ゼノヴィアと共に、遅れて塔城、アルミヤさんも駆け出す。
「イッセー、お前は力を溜める事に集中してろ!」
「その間の時間稼ぎは私達が引き受ける!」
「分かった!」
木場とゼノヴィアが左右からコカビエルに斬り掛かる。
『ハアァァァ!!』
「フッ」
ガキィィィン!
それぞれの斬撃を光の剣で防いでしまう。
「ほう、聖剣と聖魔剣の同時攻撃か。面白い!」
「いい加減にそのニヤケ面をひっぺがす!」
「そこ!」
「ハァッ!」
前方、頭上、後方から俺、塔城、アルミヤさんで攻めに行くが…。
シュバババババッ!
『ぐあぁぁぁぁっ!?!?』
刃の様に振るわれた翼で難なく吹き飛ばされてしまい、塔城いたってはかなりの重症を負ってしまう。
アーシアがイッセーと共に駆け寄っていたので、大事には至らないだろう。
「フフフフ、フッフッフフフ」
倒れ伏している俺達を見据えて奴は愉快そうに笑みを浮かべていた。
「ッ!」
「っ!?」
「ハァァァァッ!!!!」
そんな奴を背後から燕が拘束(ホールド)し、頭上から鶇が殴り掛かる!
「ほう。だが、甘い!」
ドガァッ!
『キャアァァァァァッ!?!?!?』
だが、奴は燕の拘束(ホールド)を強引にほどき、燕を鶇に叩き付けて二人をそのまま吹き飛ばしやがった!?
「いちいちちょこまかと横槍を入れられても面倒だ」
その二人に光の剣で衝撃波を放つが、木場とゼノ
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