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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第78話 世話が焼けるぜ!
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ドサァッ!
巨人はそのまま倒れ伏した。
クソ、不意打ちに不意打ちを重ねてようやく一体か…。
だが、木場やゼノヴィアと連携すればなんとかなるはずだ!
そう思い、立ち上がった瞬間…。
「明日夏ァァァッ!!!!」
イッセーが喉が張り裂けるんじゃないかってくらいの大声で俺の事を呼んでいた。
一体どうしたって…。
ドゴァッ!
え?
刹那、体を衝撃が襲い、目の前が真っ暗になった。


「クソッ!明日夏ぁっ!?」
明日夏の名を叫ぶけど、明日夏は微動だにしなかった!
クソ、何でこんな事に!?
明日夏の身に何が起きたのかと言うと、明日夏が木場とゼノヴィアの所に駆け出そうとした直後、明日夏に倒されたと思ったあの大男が凄い勢いで起き上がって、地面に突き刺していた武器で明日夏を吹っ飛ばしたのだ。
「まだ息があるようですね。なかなか頑丈です」
どうやら明日夏はさっき一撃で意識を失っただけの様だ。
大男の方を見ると、明日夏に付けられた切り傷が無くなってやがった!?
千秋の矢でできた傷も無くなっていた。
「フフフ、驚きましたか?彼らには強靭な力や強硬な肉体の他にベルさん並の再生能力が備わっているのですよ」
「そんなのありかよ!?」
カリスが告げた事に驚愕してしまう!?
あいつ並って、バケモノみたいな奴なのに、その上に事実上の不死身って、明日夏が不意を突いてやっとダメージを与えられる様な奴なんだぞ!
ケルベロスを消し飛ばした力の譲渡をした状態の朱乃さんの雷撃や部長の魔力の一撃ならなんとかなるかもしれないが…。
でも、そんな事してたらコカビエルと戦う時までには譲渡できるだけの体力がなくなっちまう!
てか、今は明日夏をなんとかしねえと!
気絶している明日夏の下に大男が近付いていた!?
「確実に息の根を止めませんとね」
ヤバい!
なんとか助けに行こうとするが、木場とゼノヴィアは他の大男の相手で手一杯だし、俺達は死体達が邪魔で明日夏の下に行けなかった。
『…………』
「…………」
大男が先程の様に明日夏を右腕を掴んで持ち上げ、指を首の下に向かわせる。
「明日夏ァァァッ!!!!」
指が首を摘まんだ瞬間、俺は思わず大声で明日夏の名を叫ぶ!
ドシュゥッ!
『ッ!?』
刹那、明日夏の胸から緋色のオーラが伸び、大男の首を消し飛ばしてしまった!?
その事に俺達はもちろん、カリスも驚愕の表情を浮かべていた。
ドスゥゥゥン!
首を消し飛ばされた大男は明日夏の右腕を離して、そのまま仰向けに倒れた。
「よっと」
現状の光景を作り出した明日夏は何事も無かったかの様に着地していた。
「驚きましたね、まさか彼の一撃をもらっているにも関わらず、平然としているとわ…」
カリスは心底驚いた、そして嬉々とした表情をしていた。
何は
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