第3章
月光校庭のエクスカリバー
第76話 厄介な奴らだ!
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ましたでございます!さ〜て〜、誰からやっちゃいましょうかねぇ?」
フリードが俺と小猫ちゃんを見据える。
「ムヒヒヒ!んじゃ、ちょっくらクソ悪魔とクソビッチ信徒でもチョッパーしますかぁ!」
『ッ!』
俺と小猫ちゃんは身構える。
「ッ!ゼノヴィア!」
俺と小猫ちゃんが身構える中、ゼノヴィアが俺達を飛び越してフリードに斬り掛かった。
「ハァ!」
「ざ〜んねん♪」
「ッ!?」
だが、ゼノヴィアが斬る掛かる瞬間、フリードの姿が消えた。
「ご存知、チョッパ屋ラピッドリィちゃんっスよぉ♪」
フリードがゼノヴィアの背後に現れた!
「できたてホヤホヤの超スゲェエクスカリバーちゃんは何でもありありぃ♪」
「ッ!」
「あれぇ!?」
「ダァ!」
「ホガァァァッ!?!?」
フリードが斬り掛かるがゼノヴィアは倒立前転の要領で避けてそのままフリードを蹴りつけた。
「カァァァッ!!こんのクソビッチが!よくもよくもよくも俺様の顔を足蹴にしやがったなぁ!ぜってぇテメエをひん剥いて、素肌をズタズタにしてやるぅ!」
怒ったフリードの剣の刀身が伸びやがった!?
あれってまさかイリナのエクスカリバーの力!
ゼノヴィアは伸びてきた刀身を跳んでかわした。
「ミミックだけじゃねえんだよ!イヤッホー♪」
伸びた刀身が枝分かれしてゼノヴィアを襲うが、ゼノヴィアはなんとか自分の剣で防いだ。
「ナイトメア〜♪」
って、フリードが増えやがった!?
『夢幻の聖剣(エクスカリバー・ナイトメア)の力っス!ババンバンバンバン♪』
「……幻術か」
「そしてトランスペアレンシー!」
今度は刀身が透明になりやがった!
『ソイヤ!ソイヤソイヤソイヤ!!』
複数のフリードが一斉にゼノヴィアに斬り掛かる。
「ッ!?」
「ゼノヴィアでも手も足もでねえのかよ!?」
ゼノヴィアは完全に防戦一方になっていた。
「イヤッハー!」
「ッ!」
ドガッ!
「ホゲッ!?」
俺達も黙って見ている訳にはいかねえからな、前みたいに小猫ちゃんに投げてもらってそのまま蹴り飛ばしてやったぜ!
「チィ、やりやがったなコンチクショーがぁ!」
「俺達の事を忘れんじゃねえよ!」
「……統合した剣の能力を全て使える様だな…ッ!」
「余所見してて良いのかよ♪」
「チッ!」
進んでこいつの相手を買って出たが、思いの外苦戦を強いられていた。
フリードの方も四本のエクスカリバーの能力でかなりキツそうだ。
……もっとも、こいつも厄介なんだがな。
ライニーの情報が無ければ、おそらく今頃殺られていただろう。
……もっとも、こいつ自身、初めから殺す気で来てる訳じゃないんだがな。
どちらかと言うと、抵抗力を奪う様な戦い方だ。
舐められた物だが、余裕があるのは事実だ。
「ッ!」
ズ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ