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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第75話 決戦、駒王学園!
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撃した。
「あれは千秋の矢!」
飛来したのはもう何度も目にした千秋の放つ矢だった。
千秋の方を見ると、自分の周囲に風を発生させて死体達を吹き飛ばしながら弓を構えてる千秋がいた。
「ナイスアシストだぜ、千秋!」
俺は手を振りながら千秋に向けて叫ぶ。
「えい!」
ドスッ!
体勢を立て直した小猫ちゃんがさらに別の頭の目に蹴りを打ち込んだ。
『ギャオアアッ!?!?』
さすがのケルベロスも堪らないのか苦悶の咆哮を上げて倒れた。
よし、これならなんとかなるな!
そんな事を思い始めた俺の視界が千秋の背後にイヤな物を捉えてしまった!?
「千秋ぃぃぃ!?後ろだぁぁッ!!」
「ッ!?」
『グルルルルルルル』
千秋の背後にいたのは四匹目になるケルベロスだった。
『ギャオアアアァァアア!!!!』
「ッ!!」
ケルベロスの攻撃をなんとか避けた千秋だが、ケルベロスの容赦無い攻撃に表情を歪めていた。
「クソッ!!」
せめて俺に注意を引き付けて助けようと、俺は千秋の方へと向かって走り出す。
「イッセーさん!?危ない!!」
「え?」
アーシアの叫びを聞いて思わず振り返ると…。
『ガオアアアァァアア!!』
「まだいやがるのかよ!」
本日五匹目のケルベロスが飛び掛かってきていやがった!
「危ねっ!?」
なんとか避けたが再び飛び掛かってきた!
「ッ!?」
やべっ、避けきれねえ!?
覚悟を決めた時だった…。
ズバッ!
「ッ!?」
突然、ケルベロスの三つある首の一つが斬られた!
「加勢に来たぞ」
「ゼノヴィア!」
ケルベロスの首を斬ったのはゼノヴィアだった。
「フッ!」
そのまま、ゼノヴィアはケルベロスの胴体を両断し、ケルベロスは塵になって消えた。
「流石、魔物に無類のダメージを与える聖剣ですわね」
「悔しいけど、来てくれたのはありがたいわ」
ゼノヴィアはそのまま小猫ちゃんが相手しているケルベロスに一気に近付く。
「ハアァァッ!!」
ズバァッ!
『ギャオアアアァァアア!?!?』
「……ス、スゲェ…」
ケルベロスは頭から胴体まで見事に真っ二つにされ断末魔を上げながら消滅してしまった。
「そうだ!千秋は!」
千秋の方を見ると未だに一撃ももらっていないが、ケルベロスに攻め続けられていr千秋がいた。
だが…。
「ハァアアァァアア!!!!」
ズバァッ!
上空から人影が現れ、ケルベロスの首を一つ切り落とした。
やっと来たかよ!
「おせえよ!明日夏!!」
「……延滞料金として首一つ切り落としてやっただろ」
「全然足りねえよ!」
「……たく、がめついな…っと!」
ズバァッ!
文句垂れながらも、明日夏は笑みを浮かべながら首をもう一本切り落としてしまう。
「ラスト!」
ズバァッ!
最後の首も同様
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